【風門を開く】
タイマッサージは、体の中に風(ロム)という生命維持に必要なエネルギーが流れていると考えられています。
風が全身を滞りなく流れる事で、消化・吸収・排泄といった生理機能の調節をしたり、感情の動きや五感で感じたものを心身に反映させ活動的な生活を送る為の欲求や意思を起こさせる調節もしています。
この風の流れが滞ると心身の不調に繋がります。
タイマッサージは、風が流れるエネルギーライン(sen)に指圧や圧迫やストレッチをして影響を与えていきます。
その中でも特徴的なのが「血止め」です。
鼠径部や脇にある動脈やリンパの流れを一時塞き止めて、必要なタイミングを待ち一気にリリース。
こうして風の門を開くと、血流が良くなり滞った老廃物の排泄がスムーズに進みます。
特に滞りやすい関節部も瑞々しさや柔軟性を取り戻し、腰痛や股関節痛や膝痛等にもとても効果があると感じています。
また骨盤内への血流の変化も即効性があります。
タイマッサージ特有の施術方法なので初めてお受けの方は「あれ?急に施術が止まった」と不思議に思うかも知れませんが、
その後、一気に温かい血がブワーッと流れるので普段ない体感にちょっと感動される方もいらっしゃいます。
こちらに載せた画像以外に色々な血止めの仕方がありますので、セッションではその時に必要なスタイルでさせて頂いております。
(血止めに適さない方もいらっしゃいますのでカウンセリング時に確認させて頂きます)