『体重は変わらないのに、最近顔が大きくなった気がする…』
スマホが普及し始めてから、よく耳にするようになった「ストレートネック」という言葉。
実は、ストレートネックによって首が前に出てしまうことで、顔が大きく見えてしまうだけではなく、血流が滞り顔にたるみを生じるとも言われています。
放っておくと、慢性的な肩こり・頭痛の原因にも。
今回は、現代病とも言われるストレートネックの簡単な見分け方と対処法をご紹介します!
【ストレートネックとは?】
本来は首の頸椎は緩やかなアーチ状になっていますが、頭が前に突き出て頸椎のアーチが損なわれ、頸部がストレートになっていることをストレートネックといいます。
頭からの衝撃を吸収するためのアーチが無くなることで、首や肩へダイレクトに負荷がかかってしまい、体に様々な不調をきたす要因となります。
【見分け方/原因】<見分け方>
1. 背中とお尻を壁につけ、足を閉じてまっすぐに立つ
2. 後頭部、肩甲骨、お尻、かかとの4カ所が壁についているかを確認する
自然に立った時に、4箇所とも壁についている場合は問題ありません。
後頭部が壁から浮いてしまう、意識しないと壁から離れてしまう箇所がある場合は、ストレートネックの可能性があります。
<主な原因>
・デスクワークが多く、長時間椅子に座っている
・枕の高さが合っていない
・スマホを見る時、頭が下がってしまう
読書やゲームをする時も長時間同じ姿勢をとってしまうと、ストレートネックの原因になるので注意しましょう。
【対処法】
1. ストレッチをする
呼吸をしながら首を左右へ傾けたり、回転させたりすることで首回りの筋肉をほぐすことができます。
2. 整体を受ける
自分でケアしても症状が改善しない場合は、プロに相談することもオススメ。
体全体のバランスを整えてもらうことで、姿勢改善にもつながります。
3. 病院を受診する
首に強い痛みがある人は、無理にストレッチは行わずに、早めに病院を受診してください。
超音波治療以外にも、内服薬や点滴で一時的に痛みを緩和させる方法もあります。
ストレートネック用の枕や、パソコンの高さを調整できるモニター台など、予防グッズもたくさん市販されているので、うまく活用してみてくださいね