ガサガサ唇が治らない! 何に気をつけるべき?
寒くなるとともに、肌だけでなく唇の乾燥も気になるもの。
今回は、うるおった唇を保つための注意点を、乾燥してしまう原因とともにご紹介します。
唇のトラブルに悩む方はとくに、チェックしてみてください。
◯唇はそもそも乾燥しやすい
唇は、ほかの部位の皮ふよりも角層が薄く水分をためにくいほか、皮脂腺や汗腺もないため皮脂膜ができません。よってバリア機能が低く、水分が蒸発しやすいのです。
またマスクを着けることで摩擦が生じ、乾燥や荒れを引き起こしやすくなります。マスクの時期こそ入念な対策が必要になります。
◯唇に刺激を与えるのはNG!
唇はデリケートなため、なめる、かむ、触る、ティッシュなどで必要以上にこするといった、強い刺激になる行為は、すべてひかえるようにしましょう。唇をなめると、唾液が蒸発するときに余計に乾燥してしまいます。
また皮がめくれているからと剥いてしまうのも、傷を深くし、荒れを悪化させる場合があります。
◯メイクの注意点
口紅は、しっかり落とすことが大切です。クレンジングの際は強くこすらず、やさしく行うこと。便利なリップティントや落ちにくい口紅も、場合によっては唇の負担になることがあります。荒れなどの違和感があるときは使用を避け、使う場合はポイントメイクリムーバーや、潤いを与えるミルクタイプのクレンジングで落とすと良いでしょう。
◯保湿するタイミング
小まめに保湿を心がけることは大前提。とくにリップクリームを塗ると良いタイミングは、以下の3つです。
・マスクをするときや口紅を塗る前
下地を塗らずに口紅をつけると、乾燥し縦ジワが目立ちやすくなることもあります。
・洗顔や歯みがきの後、お風呂上がり
肌と同じように、水分が蒸発し乾燥しやすいタイミングです。
・食後
飲食により、リップクリームは取れてしまいます。汚れを拭き取り、清潔にしてから塗りましょう。
また唇の乾燥が気になる際は、なるべく香料・色素が入っていないものや、保湿成分が配合されているアイテムがおすすめです。
◯まとめ
きれいな唇を保つには、紫外線ケア、バランスの良い食生活、ストレス対策や十分な睡眠も、もちろん基礎となります。
そのうえで、今回紹介した注意点も意識してみることをおすすめします。毎日のケアで、ふっくらうるおう美しい唇を手に入れましょう。