「生理前になると、どうしてもお菓子が食べたくなってしまう…」
生理になると食欲が収まらず、ついつい食べ過ぎてしまうという方も多いのではないでしょうか。
今回は生理の時にお腹がすいてしまう原因と食欲を抑える方法、生理中におすすめの食材をご紹介します。
【生理時に食欲が増すのはなぜ?】
生理中に食欲が増えるのは、生理周期に合わせて女性ホルモンのバランスが変化するためです。
生理前から分泌量が増加する黄体ホルモンには食欲を増加させる働きがあります。
【生理中の食欲を抑えるには?】
(1) 軽い運動をする
適度な運動は、自律神経のバランスを整えてくれます。
近所を散歩したり、ヨガをするのもおすすめです。
生理痛がある場合は、ゆったりストレッチをするだけでも効果があります。
(2) 炭酸水(無糖)を飲む
炭酸水を食事中に飲むことで満腹感がアップし、ドカ食い防止に期待ができます。
レモンやライムなどのフレーバーがついたものはとても飲みやすいので、ぜひ試してみてくださいね。
(3) ミント系の歯磨き粉で歯を磨く
歯磨きは脳に「食事が終わった」と伝える合図です。
さらにミント系の歯磨き粉には食欲を抑える働きもあります。
食事が終わったらすぐに歯を磨く習慣をつけましょう!
(4) 睡眠をたっぷりとる
十分な睡眠は、体調だけでなく神経のコントロールにも影響を与えます。
質のいい睡眠がとれていないと、脳が疲れてしまい甘いものが無性に食べたくなる原因にも。
【オススメの食材は?】
(1) 食欲を抑える<ナッツ類/ワカメ/ごま/大豆製品>
ミネラルやトリプトファンを多く含む食品には、精神を安定させる作用があります。
気持ちを穏やかにして、ストレスを軽減することで食欲を抑える効果が期待できます。
(2) 生理痛を軽くする<豆腐/納豆/青魚/生姜>
生理痛がつらい方は、ジンゲロールやイソフラボン、EPA、DHAを含む食品を摂取しましょう。
ホルモンバランスを整え、体を内側から温めてくれるので、生理痛を和らげる効果があります。
(3) 肌荒れを防止する<赤身肉/キウイ/ウナギ/レバー>
ニキビや肌荒れでお悩みの方は、ビタミンB群・Cをしっかりと補給しましょう。
食事だけでなく、手軽にサプリメントを活用してもOKです。
無理に我慢するのではなく、食欲を抑える食材や行動を意識して、上手に乗り切りましょう