「飲む点滴」「飲む美容液」と言われる甘酒にも使われている酒粕ですが、意外と酒粕自体の美容効果は知られていません。
また、なんとなく健康に良いのは知っているけど、どう取り入れればいいの?何がすごいの?と思われる方も多いのではないでしょうか。
今回は、発酵食品として再注目されている酒粕の魅力についてご紹介します!
冬におすすめの酒粕アレンジレシピも記載しているので、ぜひ試してみてくださいね♪
【酒粕とは?】
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酒粕は日本酒を醸造したあとに残る「搾りかす」のこと。
原料である米、米麴、水でできた「醪(もろみ)」を圧搾したあと、透明な液体になったものが日本酒、固体の部分が酒粕です。
【酒粕に含まれる主な栄養素】
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酒粕には、およそ600種類の栄養素が含まれていると言われています。
・100種類以上の酵素
・不溶性食物繊維
・オリゴ糖
・たんぱく質
・ペプチド
・アミノ酸
・ビタミンB群
・セラミド
・コウジ酸
ざっと見ても、肌や健康維持に良さそうな成分がたっぷり。
くすみ改善・美白&保湿だけでなく、便秘の解消や免疫力UP、貧血予防に対して効果があると言われている成分も含まれているのだとか!
【酒粕アレンジレシピ】
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酒粕にはアミノ酸が多く含まれているため、調味料として使用するのがおすすめです。
お鍋に入れたり、魚やお肉を漬けたりしても美味しいですが、今回は、私も週に1回は作る大好きな『酒粕とん汁』のアレンジレシピをご紹介します!
〈用意するもの(1人前)〉
・とん汁の具材(豚肉、大根、人参、こんにゃく等)
・サラダ油 適量
・水 250-300m
【A】
・酒粕 10g~15g
・味噌 大さじ1弱(お好みによって調整してください)
〈作り方〉
1.豚肉を鍋で炒める。
2.豚肉の色が変わったら、他のとん汁の材料を入れる。
3.水を入れて、強火にかける。
4.沸騰したら中火にし、具材に火が通ったら火を止める。
5.【A】を加えて、完全に溶かしたら完成!
★生姜を加えると、さらに体をあたためる効果UP♪
【酒粕を食べるときの注意】
酒粕はそのまま食べるとお酒を飲んでいるのと同じくらいアルコールが含まれています。
お子さんや妊婦さん、運転予定のある方は摂取を避けましょう。
冷蔵で半年、冷凍で1年と保存期間が長い酒粕ですが、もし使い切れない場合は顔のパックや入浴剤としても活用できるので、ぜひ日常に取り入れてみてくださいね。
