朝起きたら、喉がイガイガして痛い…。
皆さんも経験はありませんか?
だんだん痛みは気にならなくなってきても、寝ている間に喉が乾燥すると繊毛(喉の粘膜にある小さな毛)の働きが低下し、感染症や風邪を引くリスクが上がってしまうため注意が必要です。
今回は、寝ている時に喉を乾燥させないポイントをいくつかご紹介したいと思います♪
【喉が乾燥する原因は?】
寝ている時に喉が乾燥するのは、主に下記のような原因が考えられます。
・空気が乾燥している
・エアコンが直接当たっている/つけっぱなしで寝ている
・口呼吸をしている
・水分不足/脱水している
【寝室の湿度管理のポイントは?】
◇湿度計を部屋に置く
寝室の湿度は、1年を通じて50~60%が理想的とされています。
加湿し過ぎても身体の不調が出やすくなるので注意してくださいね。
まずは部屋の湿度が確認できる湿度計を置いて、いつでも湿度が確認できるようにしておきましょう。
◇洗濯物やバスタオルを部屋に干しておく
寝室にスペースがあれば、洗濯物を部屋干しするのもおすすめです。
難しければ、枕元に濡れタオルを置くだけでも少し加湿効果があります。
◇加湿・保湿マスクを使用する
口呼吸をしている方は、マスクをして寝ると加湿効果が高いです。
今は温かい蒸気が出るものや、加湿フィルター・保湿素材でできた喉ケア用のマスクも市販されています。
肌の摩擦が気になる方はネックウォーマーのような形状のアイテムやシルク・コットン素材のマスクを選んでみてください。
◇観葉植物を置く
植物の葉には、根から吸い上げた水を葉の気孔から水蒸気として出す「蒸散」の働きがあり、これにより周囲の湿度を調整しています。
大きな葉や成長が早い観葉植物ほど、加湿効果は大きいです。
水やりしたり、日当たりを気にしたりと少し手はかかりますが、リラックス効果も期待できますよ。
◇寝る前に水分をとる
寝る前にはコップ1杯の水か白湯を飲みましょう。
寝ている間に失われる水分をあらかじめ補給し、喉の乾燥を抑えることができます。
むくみの解消など嬉しい美容効果も♪
喉の痛みは睡眠時無呼吸症候群や風邪等の別の病気が隠れている場合もあるので、気になる方は早めにお医者さんに相談してみてくださいね。
水分補給をして、少し工夫をすれば簡単に喉ケアできるので、皆さんもぜひお試しください。