近くのものを見続けていると毛様体筋が緊張し、交感神経が働きっ放しに。目の周りを温めることで毛様体筋が緩み、副交感神経が優位になって、自律神経が整ってくる。蒸しタオルやホットアイマスクなどで、1日1分でも目を温めよう。
■目をケアしながら自律神経を整える3つのポイント
[POINT1] 目に入れる光を暗くする
スマホやパソコンなどの強い光は交感神経の働きを高めるため、長く見続けていると自律神経が乱れやすくなる。画面を暗めに設定する、夜は暗めの部屋で過ごすなど、光の刺激を抑える工夫を。
[POINT2] 目の周りや体の筋肉をほぐす
目を酷使していると、目の周りや首、肩の筋肉が硬くなってくる。目を温めるなどして目の周りの筋肉をほぐすほか、首や肩をマッサージすることでリラックスし、自律神経が整いやすくなる。
[POINT3] 体のリズムを整える
不規則な生活や乱れた食生活を続けていると、睡眠の質が下がり、目の疲れも取れにくくなる。規則正しい生活とバランスのいい食事を意識することで、自律神経が整い、目の健康も保てる。