リンパマッサージとは
全身には、『血管』だけでなく、静脈に沿って『リンパ管』が張り巡らされています。そしてそこを流れるのが『リンパ液』。
「リンパ液には、体内の老廃物や余分な水分を体外へ運ぶ役割と、体内に侵入した異物から体を守る役割を持っています。首、わきの下、脚の付け根(そけい部)、ひざ裏など、体には大小含め数百もの『リンパ節』があり、汚れたリンパ液は、そのリンパ節で浄化され、再び体内を巡ります。そして最終的には静脈へと流れ込み、腎臓でろ過され、尿や汗として体外へと排出されるのです」。
しかし、リンパ管には、血管と異なり、血液を押しだす心臓のようなポンプの働きをする機能が存在しない。
リンパ液は、筋肉の収縮をポンプ代わりにして、体内を流れています。運動不足や筋肉の低下、筋肉にコリや疲れが溜まってくると、当然、リンパの流れは悪くなります。そしてリンパ液が滞ると、むくみや冷えといった症状も出てきます。すると体内には老廃物が残りやすくなるので、代謝が悪くなり、内蔵の働きも悪くなります。それを解消する方法のひとつが、リンパマッサージなのです。
日常、疲れやストレスは我慢せずにしっかりとケアし、仕事も興味も全力で取り組める、健康な心身に取り戻しましょう!