腰椎椎間板ヘルニアの改善法
上記の原因を除去するには、常に髄核に負担のかかる状態を変える事が必要なのがお分かりになるかと思います。激しい運動で痛めたわけではないので、大抵の原因は姿勢にあります。私たちはあなたの姿勢を7タイプに分類してその原因を除去していきます。1. 体幹(コア)の筋肉のさらに奥、深層筋を刺激し、トリガーポイントの除去と同時に筋肉を活性化させます。活性化させる事により筋肉が働きだします。それにより、血流が良くなりやすくし、体幹が安定していく感覚が分かりやすいです。2. 下半身の筋肉で、体幹の深層筋と一緒に働いている筋肉のグループがあります。そこも同じように刺激し、姿勢の改善を図っていきます。3. 頸椎の深層筋に対して刺激を
行い、関節を動かしていきます。4. 患者さんのお身体の動きをチェックし、頸椎・胸椎・腰椎の3か所を矯正していきます。これにより、脊椎のバランスが取れだします。5. 前面が縮んでいる方には筋膜ストレッチを施します。長年猫背になっている方は伸ばすと気持ちいいです。6. 髄核が後ろに飛び出ないようにマッケンジー体操を行います。どういう体操かというとシンプルに言うと腰をそらせる体操です。うつ伏せの状態から、手をついて腰をそらせる体操を90回×5セット行います。(症状や患者さんによって異なる)7. 体幹全面の深層筋のトレーニングをお伝えします。ご自身でやる事が難しい方や、より早く、より高い効果をお望みの方にはEMSによる刺激を用います。8. しばらく通うと筋肉が使いやすくなってきますので、自重による体幹トレーニングをお伝えします。これにより日々の生活が爽快になっていきやすいです。ヘルニアの改善には効果が見込めます。ヘルニアをご自身で正そうとしても中々難しいので、来院が難しい時はマッケンジー体操などで解消する事をお勧めします。◆治り辛い理由 腰椎椎間板ヘルニアが治り辛い理由は姿勢の影響が大きいです。実は腰椎椎間板ヘルニアになり易い姿勢というものがあります。まず、腰椎を曲げた(屈曲)姿勢をつづけていると椎間板の後面に負担をかけ続けて椎間板の後面を損傷させます。その後中身の髄核が後方に飛び出て神経を圧迫するのですが、これも腰を曲げていると(屈曲)中身である髄核が後方に押し出す力がかかります。腰椎を曲げた状態を良くするには骨盤の後傾や頸椎・胸椎も見ていく必要があります
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