人間の体は自己再生能力と自己調整力を持っていて、自ら回復する強い力、治癒力を持っています。
しかし、現代医療を中心として、現在の健康観は少し歪んでいるように思います。
多くの人は“身体”に問題が生じたら薬や手術などをしないと治らないと思い込んでいます。
これはとんでもない勘違い(例外を除いて)で、“身体”は自ら治ろうとする非常に強い力(治癒力)を持っているのです。
こう言うと多くの人は、じゃあなぜ病気が治らないんだ?と!!
なぜ不調がずっと続いているんだ?!と思うかもしれませんね。
それは、単純なことなんです。
病気が治らないのは、身体が自ら治ろうとする“力”以上のことがお身体にかかり続けているからなのです。
つまり、良くなる(回復)しようとする力より、悪くなる力の方が大きくなっているということです。
身体を回復させるために必要なのは、根本原因が何なのか、その原因を見つけて良くなっていく方向へ改善してあげればいいだけなのです。
そうすれば、元々持っている回復しようとする力によって“身体”は自然と回復していきます。
ですが、現代の医療に基づいた治療では、原因を解決するのではなく、結果として現れている症状を消そうとして薬や手術などに頼ってしまいがちです。
その際に身体の回復力や機能は無視され、身体の回復する力を弱めたり邪魔するような結果になってしまいます。
薬も多用すれば身体の症状は悪化してしまうのです。
仮に薬や手術によって一時的に症状が緩和したとしても根本原因が残っていたら、必ず問題(症状)はより大きくなって起こってきます。
大切なことは医療だけを頼りにすべての症状を消すことではなく、病気や不調の「原因は何なのか?」を考えその原因を取り除くことなのです。
そしてその原因のほとんどは、心の問題であったり、日々の生活習慣であったり、霊的な問題であったりします。
身体の病気や不調をつくっている原因は自分自身で、病気を治せるのも自分自身なのです。
心身にストレスを与え続けている原因を特定し、
それを改善するということをやっていきます。
原因さえ解消すれば、心身は自ずと治っていき、症状も消えていきます。
一見、魔法のように症状が無くなるので、驚かれる方が多くいますが、治しているのは施術者ではなくご自身なのです。
魔法のように思える力は、ご本人さん自身の治癒力なのです。
施術者の私がやることは、身体が本来持っている治癒力を信じて、原因を特定し、根本原因を取り除くだけです。