腰痛の原因(2025年06月01日 18時45分) リンパ療法センター風桜音

腰痛の原因は多岐にわたり、大きく分けて以下のようなものが挙げられます。
1. 姿勢や日常動作によるもの
* 悪い姿勢: 猫背、浅く座る、足を組む、片足に重心をかける、前かがみなど、無理な姿勢を長時間続けることで腰に負担がかかり、筋肉が緊張して血行不良を引き起こし、腰痛につながります。特に座った姿勢は、立った姿勢よりも腰椎への負担が大きいと言われています。
* 長時間の同じ姿勢: 立ちっぱなし、座りっぱなしなど、長時間同じ姿勢でいると筋肉が緊張し、疲労や血行不良から腰痛が出やすくなります。
* 無理な動作: 重いものを持ち上げる際の不自然な姿勢(前かがみで持ち上げる)、急な動作、体をひねる動作などは、腰の筋肉や関節に大きな負担をかけ、ぎっくり腰などの急性腰痛を招くことがあります。
* 運動不足・筋力低下: 腹筋、背筋、お尻の筋肉、腰周りの筋肉、太ももの筋肉などが衰えると、背骨を支える力が弱まり、腰椎に負担がかかりやすくなります。
* 過度の運動: 過度な運動によって筋肉が疲労し、腰痛を引き起こすことがあります。
2. 骨や筋肉の異常・疾患によるもの(整形外科的疾患)
* 椎間板ヘルニア: 椎間板(背骨の骨と骨の間にあるクッション)が飛び出して神経を圧迫し、痛みやしびれを引き起こします。
* 脊柱管狭窄症: 背骨の中を通る神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、神経が圧迫されることで痛みやしびれが生じます。
* 変形性腰椎症: 加齢などにより椎間板がすり減り、腰椎が変形することで痛みが出ます。
* 腰椎分離症・すべり症: 腰椎の一部が分離したり、ずれたりすることで痛みが生じます。特に若いスポーツ選手に多く見られます。
* 脊椎骨折: 骨粗しょう症などにより、軽い衝撃で骨折することもあります。
* 筋筋膜性腰痛: 筋肉や筋膜の緊張や炎症による痛みです。
* ぎっくり腰(急性腰痛症): 急な動作や無理な姿勢で、腰の筋肉や関節、靭帯などを損傷した状態です。
3. 内臓の病気によるもの
腰痛は、腰以外の臓器の病気が原因で起こることもあります。
* 消化器系: 胃・十二指腸潰瘍、膵炎、胆嚢炎、胆石症、大腸がんなど
* 泌尿器系: 尿管結石、腎結石、腎盂腎炎、前立腺がんなど
* 婦人科系: 子宮内膜症、子宮筋腫、子宮がん、子宮外妊娠など
* 血管系: 腹部大動脈瘤(解離性腹部大動脈瘤など)
* その他: 感染症(化膿性脊椎炎、脊椎カリエスなど)、腫瘍(がんの転移など)
4. 精神的なストレスによるもの
ストレスは脳機能に影響を及ぼし、腰痛を引き起こすことがあります。
* 血行不良: ストレスにより自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位になり筋肉が緊張し、血行不良になることで痛みが発生します。
* 脳の痛みを感じる機能の不具合: ストレスが過剰な痛みを抑制する機能(下行性疼痛抑制系)を低下させ、痛みを強く感じやすくなることがあります。
* 姿勢バランスの崩れ: 心理的ストレスが姿勢バランスの崩れにつながり、腰に負担をかけることがあります。
リンパ療法センター風桜音では、筋反射テストで原因を特定し、施術をしていきますので根本かは改善させていきます