リンパって?(2025年06月22日 19時03分) リンパ療法センター風桜音

リンパは、私たちの体にとって非常に重要な役割を果たすシステムです。全身に網目のように張り巡らされたリンパ管とリンパ節から構成されており、血液循環とは独立した経路で体液(リンパ液)を循環させています。
リンパの流れとは?
リンパ液は、毛細血管から細胞の隙間(組織間隙)に漏れ出した水分(組織液)の一部がリンパ管に入り込んだものです。このリンパ液は、主に以下の流れで体内を巡ります。
* 組織間液の回収: 血液中の血漿成分が毛細血管から組織間隙に滲み出し、細胞への栄養補給や老廃物の回収を行います。この組織液の大部分は毛細血管に再吸収されますが、約10%は毛細リンパ管に回収されます。
* リンパ管を通る: 毛細リンパ管に取り込まれたリンパ液は、全身に張り巡らされたリンパ管を通って流れます。リンパ管には静脈と同様に弁があり、リンパ液の逆流を防ぎ、一方向(体の末端から心臓に向かう方向)に流れるようにしています。
* リンパ節でのろ過: リンパ管の途中には「リンパ節」と呼ばれる関所のような場所があります。リンパ節はフィルターの役割を果たし、リンパ液に含まれる細菌、ウイルス、異物、がん細胞などをろ過し、免疫細胞がそれらを排除します。主なリンパ節は首、脇の下、鼠径部などに集まっています。
* 血液への合流: 浄化されたリンパ液は、最終的に「胸管」と呼ばれる太いリンパ管を経て、鎖骨下静脈に合流し、再び血液循環に戻ります。
リンパ系には心臓のようなポンプ機能がないため、リンパ液の流れは主に筋肉の収縮(筋ポンプ作用)や呼吸運動など、周囲の組織の動きによって促進されます。
リンパ療法センター風桜音の施術でリンパの流れが良くなり症状も改善させていきます
是非、体験してみてください