本日は肩の痛みについて書いていきます。
多くの方は肩の痛みだと“四十肩・五十肩”が聞き馴染みがあると思います。
しかし、この“四十肩・五十肩”と非常に症状が似ているもので“腱板損傷”というものがあります。
当然、よく似ているので見分けるのがなかなか難しいものになります。
四十肩・五十肩だと思って病院に行ったら腱板損傷だったということも決して少なくありません。
では具体的に何が違うのでしょうか?
四十肩・五十肩
痛みはあるが腕を自分の力で挙げることができる。
腱板損傷
痛みで腕を自分の力では挙げることができない。逆の手で支えると何とか動かせる程度。
簡単に書くと上記の違いがあります。
腱板損傷とは肩の関節を安定させる役割を持つ腱板というものが炎症を起こした状態のことを言います。
原因としては加齢に伴う変性が一番多いのですが、転倒などの怪我や野球での投球動作などによる肩関節の使い過ぎなどがあります。
症状としては特徴的なことは、先程書いたように自力で腕を挙げられない、夜間痛で目が醒める、袖を通すなどの衣服の着脱が困難、痛い方の肩を下にして寝られないなどがありますが、上記のすべてが当てはまらない場合もあります。
四十肩・五十肩は場合によっては自然に治癒することもありますが、腱板損傷に関しては自然に治癒することが極めて少ないので早期に施術することが必要になります。
当院では腱板損傷での痛みの除痛を目的とした施術を行っております。また再び痛みが出ないように肩だけでなく全身を調整しながら再発しにくい身体作りも行っていますので、肩の痛みで悩まれている方はお気軽にご相談ください!