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プライベート
投稿者 :鍼灸按摩師 ゆみ
ステータス :反映済み
初回反映日時 :2025/12/21 14:14
クーポン :【鍼灸マッサージ】75分/6000円 全身調整や慢性化した疲労へ鍼&整体!
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【冬至】ゆっくりゆっくり腎を養って
冬至は、一年でいちばん昼が短く、夜が長い日
暗い日、寒い日という印象があるかも?
東洋医学ではとても大切な節目です。
冬至は「陰が極まり、ここから陽が生まれる日」だから。
これ以上冷えることはなく、目には見えないけれど、体の奥では次の季節に向けた小さなエネルギーが動き始める日なんです。だから冬至は、何かを始めたり頑張ったりする日ではなく、立ち止まって体と心を休ませ、力をためるための日。静かに過ごすことそのものが、いちばんの養生(^^)
冬は東洋医学でいう「腎(じん)」の季節です。この腎というのは、腎臓そのものだけを指すわけではなく、生命力や回復力、体力の底力をまとめて管理している場所。いわば、生きるためのエネルギーの貯金箱のような存在です。ここが元気だと、寒さに強く、疲れにくく、気力も自然と湧いてきます。逆に、冷えたり無理を重ねたりすると、疲れが抜けない、やる気が出ない、腰や足がだるい、といったサインが出やすくなります。冬至は、この腎をいたわることがとても大切な日。腎を守ることは、来年を元気に過ごす準備でもあるんです。
過ごし方は、特別なことをする必要なくて
★いちばん大事なのは「冷やさないこと」。
お腹や腰、足首を温かくして、寒さを我慢しないこと。薄着で気合いを入れるより、少し着込むくらいがちょうどいいです。そしてシャワーだけで済ませず、できれば湯船に浸かって体の芯まで温めてあげてください。柚子湯じゃなくても、ゆっくりお湯に入るだけで、気も血も巡りやすくなります。食事も、体を内側から温めるものを。味噌汁やスープ、煮物、かぼちゃや根菜など、ほっとする温かいものを選ぶだけで十分です。冷たい飲み物は、この日だけでも控えめにしてみてね!
そしてもうひとつ大切なのが、早く寝ること。冬は「早寝遅起き」が基本で、夜が長い冬至は、体からの「もう休んでいいよ」というサインでもあります。いつもより30分早く布団に入る、それだけで腎はしっかり回復します。何かを足す養生より、無理を減らす養生。冬至は、頑張らないことを自分に許す日です。静かに、温かく、ゆっくり過ごすことで、目には見えなくても、次に向かう力はちゃんと育っています。