骨盤の構造・後編
◆骨盤と内蔵
骨盤には内蔵が収まっており、ちょうど輪っかになっています。
この骨盤に収まっている内臓のことを骨盤内蔵と呼びます。
整体の世界では、この内蔵が骨盤の状態で血流などに影響を受けると考えられています。
◆骨盤の関節と整体
骨盤がずれると言いますが、具体的にどこがずれるかご存知ですか?
骨盤の中で関節として動くと考えられているものは後ろ側の仙腸関節しかありません。
ただし、整体では恥骨結合も歪むと考えられています。
恥骨結合がずれると、内ももや、歩行の際に痛みや違和感を感じるようになることが多いです。
◆骨盤と背骨
ところが骨盤の真ん中の骨の仙骨は背骨の一番下にあります。
という事は背骨のゆがみの影響がとても大きいです。
背骨のゆがみは骨盤の大きな意味でのいちを決定します。
ですから、背骨のゆがみも同時にとって言ったほうが効果的です。
◆骨盤と股関節
骨盤は二本の足の上に位置しています。
ですから、足の歪みや緊張にも影響を受けます。
特に股関節は骨盤と直接間接する部分ですので影響は大きいです。
◆骨盤と膝
骨盤の歪みが非在与える影響は大きく、ゆがみ方次第で膝の圧力のかかる部分が変わってきます。
ですから骨盤や背骨のゆがみにより膝の痛みを出してしまうこともあります。
◆骨盤のズレと整体
この仙腸関節もずれていくのですが、先述したとおり骨盤は輪っかになっています。
ですので、左の関節がずれると右の関節にも影響が出てきます。
例えば、右の骨盤が後ろに回転して止まってしまえば相対的に左の骨盤は前に回転した位置で止まりがちになります。