ビタミンの日(2022年12月13日 15時48分) サロン ドゥ アンティエーヌ銀座店

こんにちは!
何気なく、今日は何の日かなと調べてみると、『ビタミンの日』でした。
12月13日は、お米の研究を通じて「ビタミン」を発見し、多くの脚気患者を救った農芸科学者の鈴木梅太郎氏が『ビタミンB1」を発表した日で、ビタミンを始めとした栄養素の大切さを考え、バランスの取れた食事をし、みんなが健康で長生きして欲しいとの願いを込めて制定されたそうです。
ということで、本日は美容にも欠かせないビタミンについてお話しようと思います。
まず、なぜビタミンが必要なのか、ヒトが生きていくために必要な栄養素のうち、三大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質)以外の有機化合物の総称です。ミネラルと並んで、微量でもその役割は重要で、ヒトの体内で三大栄養素の代謝を助ける“潤滑油”のような働きをしてくれます。
そんな大切なビタミンですがほとんどが体内では作り出すことができず、主に食品から摂取する必要があります。
ビタミンは全部で13種類、水に溶けやすい水溶性と脂に溶けやすい脂溶性のものに分けられます。
水溶性→ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチン、ビタミンC
脂溶性→ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK
水溶性のビタミンの多くは、一度に多く摂っても、摂りすぎた分は尿と一緒に排泄されてしまう為、こまめに補給すると良いです。水洗いや、過熱によっても失われてしまうことがあるので注意が必要です。また、脂溶性のビタミンは油と一緒に摂ると吸収が良くなります。
このように、効率よくビタミンを補給して体の隅々まで栄養を送って寒さに負けない強い身体を作りましょう!
ビタミンの中でも、美肌に欠かせないのはビタミンCとビタミンB1です。食生活が乱れると肌荒れが気になる方も多いと思いますが、そんな時はこの二つが不足している恐れがあります。ビタミンCは有名だと思いますが、ビタミンB1には皮膚や粘膜の機能を正常に保つ働きがあり、皮膚や髪、爪などの再生に働くので、意識して摂りたいですね!
ビタミンB1が豊富な食べ物は、動物性では豚肉が一番多く、植物性では胚芽米や玄米など精製されていないもの、パンでも全粒粉のものがおススメです。ゴマや大豆などは手軽に食卓に取り入れやすいところがメリットです。なんにでもごまを振りかけたり、お味噌汁にお豆腐を入れるなど、こまめに摂るようにしましょう!