皆様、こんにちは!
アンティエーヌでございます。
気候のよい日が続いていることもあり、マスクを外されている方が随分増えましたね。
いざマスクを外すとなると気になるのはお肌ですね!3年以上もマスクを強いられていたお肌、ニキビが治らなくてマスクが外せないなんて方も多いのでは?
そこで今回はニキビの原因、種類、お手入れ方法についてお話していこうと思います。
【ニキビの原因】
ニキビができる原因は皮脂分泌の増加、毛穴のつまり、アクネ菌の増殖が関係しています。
ニキビは皮脂腺が発達し、皮脂が多すぎたり、毛穴の出口がつまったりすることで、毛穴の外に皮脂が出られずにたまってしまうことから始まります。この状態を「コメド(面ぽう)」(白ニキビや黒ニキビ)と呼びます。
コメドの内部は、アクネ菌にとって発育に適した環境になっているので、コメドの中で菌はどんどん増えていきます。増えすぎた菌に対抗するために免疫が働いて炎症が起こり、ニキビは赤く腫れあがっていくのです。
※にきびの原因である過剰皮脂分泌の原因
1、 食生活の乱れ
食事内容は皮脂の分泌に影響を与えます。
適度な脂質は肌の潤いを守るために必要ですが、脂っこいものを多く摂りすぎると皮脂の分泌が盛んになってしまいます。また糖質の摂り過ぎも、皮脂の分泌を促進するといわれています。
たんぱく質は肌をつくる元となるものなので、不足すると肌質が低下して皮脂のバランスが崩れやすくなってしまいます。
2、ホルモンバランスの影響
皮脂の分泌はホルモンの影響を大きく受けます。
そのためホルモンバランスが崩れやすい思春期や生理前に、皮脂の分泌が増えやすくなります。ホルモンバランスは、睡眠不足、乱れた食生活、過労、ストレスなどによっても乱れやすくなるといわれています。
年齢や生理によるホルモンの変化を受け入れつつ、できるだけホルモンバランスが乱れないようにしましょう。
3、肌の乾燥によるもの
私たちの肌には、肌を守ろうとする防御機能が備わっています。
そのため肌が乾燥すると、肌の潤いを守るために皮脂が分泌されます。余分な皮脂を取り除くために洗顔したり脂取り紙を使用するのは効果的ですが、やりすぎると肌が乾燥して逆に皮脂を過剰に分泌させてしまいます。
皮脂の過剰な分泌を抑えるには、肌の水分バランスを整えて肌を乾燥させないようにすることが大切です。
4、肌の摩擦やストレスによるもの
先程もお伝えしましたが、私たちの肌には防御機能が備わっています。
そのため、洗顔の強さや、タオルのゴシゴシ、マスクのこすれなどで肌にダメージを与えると、肌を守る為に皮脂が分泌されます。
今までニキビができなかった方もこの長いマスク生活で「ニキビが出来るようになった」と言う声も増えています。
肌ストレスを見直してあげることもとても大切なニキビケアに繋がります。
【ニキビの種類】
〈炎症のないニキビ〉
●マイクロコメド(微小面ぽう)
目に見えない段階。毛穴の出口が狭くなり、皮脂がつまり始めている状態です。
●白ニキビ
白ニキビは、皮脂が毛穴につまった状態。ポツンとした小さな白い点に見えますが、見逃してしまう場合も。皮膚の内側では、毛包(もうほう)が広がるとともに、アクネ菌が増え始めます。
●黒ニキビ
黒ニキビは、白ニキビの毛穴が開き、メラニン色素や酸化された皮脂などによって黒く見える状態。シミや小さなホクロのように見えたり、不潔な印象を与えたりするため気になる人も多いはず。
〈炎症のあるニキビ〉
●赤ニキビ
赤ニキビは、コメドが悪化し、炎症が起きた状態。毛包(もうほう)では、増殖したアクネ菌が盛んに活動しています。炎症を引き起こすさまざまな物質が、このときにつくられてしまいます。
●黄ニキビ
黄ニキビは、赤ニキビがさらに悪化し、炎症が激しくなった状態。てっぺんに黄色い膿(うみ)が見えるため、黄ニキビといわれたりします。皮膚の内側では、アクネ菌が作った酵素のリパーゼが薄くなった毛包(もうほう)の壁を壊し、炎症を起こす物質が一気に毛包の外へ… ニキビの炎症がまわりに広がってしまいます。さらに、重症化すると、ニキビ痕(あと)ができてしまうおそれがあります。
ニキビと言っても状態によってお手入れ方法も変わっていきます。酷くなるとニキビ跡になることもあり、一度跡になると回復がとても難しくなります。
早めの段階で対処して酷くならないよう心がけましょう。
それでは次回、ニキビケアについてお伝えして参ります。