今日で東日本大震災から11年になりますね。
避難所などで不自由で不活動の状態が続く生活では、心身の健康が脅かされる危険性が高くなります。
運動は生活のリズムをつくり、ストレス対策にも有用です。
体の活動量が減少した生活が続くと、エコノミークラス症候群やロコモティブシンドロームの危険性が高まります。健康を守るために、1人ひとりが対策することが重要です。
「2時間に1回、歩いたり、ストレッチしたり、体操して体を動かす」
「座っている時も、ストレッチやマッサージを行う」
「水分の摂取を意識して、こまめに行う」
このご時世、悲しいことにいつどのタイミングで被災してしまうかわかりません。
普段から少し意識して知識を持っておきたいですね。
防災ブック「東京防災」(東京都防災ホームページ)
エコノミークラス症候群は、長時間足を動かさずに同じ姿勢でいて、足の深部にある静脈に血のかたまりができ、この一部が血流にのって肺に流れて肺の血管を閉塞(肺塞栓)する病気。糖尿病や、高血圧、脂質異常症のある人は特に注意が必要となる。
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)は、日本整形外科学会が提唱している、運動器の障害によりリスクが高くなった状態。高齢化や運動不足などが原因となり骨、関節、筋肉などの運動器の働きが衰えると、生活上の自立度が低下し、介護が必要になったり、寝たきりになる可能性が高くなる。
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