日々の生活で「なんだか落ち着かない」「疲れが取れない」と感じることはありませんか?そんなときにおすすめなのが深呼吸です。深呼吸には、自律神経を整える効果があり、心と体をリフレッシュさせる力があります。今回は、その理由と簡単にできる深呼吸の方法をご紹介します!
そもそも自律神経とは?
自律神経は、体のリズムをコントロールする重要な神経で、「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。
交感神経→体を活動モードにする(緊張や興奮状態)。
副交感神経→体をリラックスモードにする(休息や回復)。
ストレスが多いと交感神経が優位になりすぎてしまい、心身に疲れがたまります。ここで深呼吸が活躍します!
深呼吸が自律神経を整える理由
1 呼吸で副交感神経を刺激する
深呼吸をすると、横隔膜が大きく動きます。この動きが「迷走神経」という副交感神経を活性化する神経を刺激し、心拍数が下がり、体がリラックスします。
2 酸素で脳と体をリフレッシュ
深い呼吸で酸素をたっぷり取り込むと、血流が良くなり、脳や体に新鮮なエネルギーが供給されます。その結果、疲れやストレスが軽減されるのです。
3 ゆっくり吐くことでストレス解消
深呼吸の「吐く」動作は、体から二酸化炭素を排出し、ストレスホルモン(コルチゾール)を抑える効果があるとされています。特に、長く吐くことで副交感神経がより働きやすくなります。
深呼吸の簡単な方法
腹式呼吸のやり方
1 リラックスできる姿勢を取る(椅子に座るか横になる)。
2 鼻からゆっくり4秒間息を吸う。お腹が膨らむのを意識。
3 6~8秒かけて息を吐く。お腹がへこむ感覚を意識する。
4 このサイクルを1~5分繰り返すだけ!
~ポイント~
朝の目覚めや寝る前にやると効果的!
「吸う」よりも「吐く」に意識を向けるのがポイントです。
深呼吸を習慣にしよう!
深呼吸は、時間も場所も選ばずにできる、最もシンプルなストレス対策です。忙しい日々の中に少しでも深呼吸を取り入れることで、自律神経が整い、心も体も軽やかになります。ぜひ今日から試してみてくださいね!
あなたの1日の中に「深呼吸の時間」をプラスして、もっとリラックスした日々を送りましょう!
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