産後に起きるお悩み症状の解消法についてお伝えします。
① 産褥期にしっかりと休む
産後、体が妊娠前の状態に戻るまでの期間を産褥期(さんじょくき)と言います。一般的には約6~8週間と言われており、この間は安静にしてしっかりと休養を取ることが大切です。
すぐに家事をするなどして体に負担をかけてしまうと、骨盤が歪む可能性が高くなります。パートナーや家族としっかり相談し、場合によっては家事代行を頼むなどして、まずは体の回復を最優先するようにしましょう。
② 骨盤ベルトをつける
骨盤ベルトとは、骨盤のゆるみや歪みを矯正する器具です。妊娠中から付けられる「産前・産後骨盤ベルト」と産後に装着する「産後骨盤ベルト」があります。
骨盤が正しい位置に戻るのをサポートし、腰痛や恥骨痛の予防につなげることができます。
③ 産後骨盤矯正を利用する
産後骨盤矯正を受けると、プロの手で骨盤の歪みを整えることができます。腰痛や恥骨痛といった不調の解消のほか、ダイエット効果・姿勢改善効果、などのメリットもあります。
ただしすぐに骨盤矯正を行うのは、産後のデリケートな体には負担が大きいですので、産後1ヶ月目以降からにしましょう。帝王切開の方はかかりつけ医に相談してから行ってください。