当院の産後ママから時折手足のシビれについて、お悩みのご相談を受けることがありましたので今回はその要因を3つにまとめてみました。
では本日はその1つ目は「手足のシビれには骨盤の歪みが関与している」です。
産後は特に出産時に骨盤にかかる負荷が非常に大きいです。骨盤は、骨と靭帯から構成され、内部には重要な臓器や神経、血管が通っています。出産時には一時的に骨盤の変化が必要になり、赤ちゃんが産道を通るために骨盤が広がります。
通常は産後で歪んだ骨盤を戻そうとするのですが、この骨盤の変化が正常に戻らない場合、手足のシビれが起こる可能性があるんです。
骨盤の歪みにより、次のような状況が生じます。
【神経の圧迫】
骨盤の歪みにより、骨盤内を通る神経に圧迫をかけ、手足の感覚が鈍くなるか、シビれることがあります。 私が診ている産後ママさんで足のシビれ感じている方は特に坐骨神経や仙骨神経が影響を受けやすいです。
【筋肉のバランスが悪くなる】
骨盤の歪みは、骨盤に付いている筋肉とその周囲の筋肉にも影響を与えます。特定の筋肉が緊張し、他の筋肉が働きにくくなることで、手足の動きや姿勢に支障が生じます。姿勢が崩れる事で背骨の中にある神経を圧迫することになり手足のシビれに繋がることもあります。
【血液循環の悪化】
骨盤の歪みが筋肉の走行を崩し、その筋肉の中を走行する血管に圧迫をかけ、血液の流れが悪化します。これが手足のシビれや冷え、むくみの原因と考えられます。
なので産後の骨盤の歪みを改善するために、産後骨盤矯正を受けることは手足のシビれを軽減し、快適な育児ライフを過ごすことに必要と私は考えます。
症状や状況によっては、今回のことが当てはまらない事もあります。その際は医師や産前産後ケア専門の整体師に相談することをオススメします!
『産後骨盤矯正でどこに行ったらよいか分からない。』とお悩みのママは、ぜひ当院にご相談下さい。
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明石 光市