こんにちは!!整体サロンくまの整え屋さんです。
人の身体にとって必要な栄養素として、5大栄養素と呼ばれる炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルがあります。炭水化物・タンパク質・脂質はそれぞれエネルギー源として働きますが、ビタミンやミネラルは、身体の機能を正常に保つために必要な栄養素です。
ビタミンは、タンパク質や糖質・脂質をエネルギーに変換するときや、タンパク質が筋肉や骨に変換するときに手助けする働きがあります。一方ミネラルは、骨や歯などの身体の構成成分になるほか、身体の機能調節、神経系の情報伝達に働きます。
ビタミンやミネラルは、ともに体内で合成できない、あるいは合成できても量が不十分であるため、食品などから摂る必要があります。年齢や性別によって必要量に個人差があり、日本人の食事摂取基準で基準が設定されています。
特にミネラルが不足すると、身体のさまざまな機能が正常に働かなくなります。例えば、鉄が不足すると酸欠のようになり、集中力低下やバテやすさに繋がります。ほかにも、カルシウムやマグネシウムは筋肉の正常な機能に関わるため、不足すると筋肉の収縮や弛緩に影響を及ぼします。
令和元年国民健康・栄養調査によると、成人男性において、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛が不足しがちであることが分かっています。ミネラル不足を感じた時に意識して摂りたい食品は以下の通りです。
カリウム …果物、生野菜など
カルシウム …乳製品、大豆製品など
マグネシウム …大豆製品、海藻類など
鉄 …レバー、かつお、まぐろなど
亜鉛 …赤身肉、大豆製品など
これらを参考にしながらミネラルも積極的に摂取して心身の健康に気を付けましょう。