脳出血による片麻痺の方の肩関節痛(2023年01月31日 01時19分) 整体院ファシリテイト

1年前に脳出血を発症し、左片麻痺になった方。

まだ若い方で、社会復帰目指してリハビリ中。

そんな中、左肩の痛みが徐々に増強し、リハビリでは改善しない為に当院受診。

リハビリしているのに?なんで痛くなるの?と思われる方もいると思います。

麻痺になると自分の意図しない筋肉の収縮が起こり、腕全体が曲がったり、足が伸びきってしまったりします。

それをコントロールすることは非常に難しいです。

だからリハビリも、その状態を確認しながら、できる限り異常な収縮が起きないように運動しなければいけません。

この方も回復をめざして積極的にリハビリをしていたようです。

しかし、頑張りすぎて異常な筋収縮を助長し、筋肉が固まったような状態になっていました。

この場合、筋肉をマッサージして緩めてあげても、すぐ収縮して固まってしまいます。

それは、異常な収縮を起こしている原因に、過剰な神経伝達による場合があるからです。

そこで神経整体を実施。

痛みのあった上腕部の痛みが無くなったと言ってました。

麻痺自体の回復には時間がかかると思いますが、神経整体による神経に対するアプローチは、他の技術にはない可能性があります。