悠鍼灸院のサロン体験談

最初にヒアリングシートに記入をしていきます。自分で書きつつも、オーナーが寄り添って各項目を質問していただきながら書き進めました。質問していただくことで、自分でも忘れていたり見逃していた身体の不調も漏れることなくお伝えできました。身体の不調を伝える際に大切なのが、「いつから」「どこで」「どうやって」その刺激を感じはじめたか、ということだそうで、その時の状態を詳しくお伝えしました。また、つらい箇所の状態についても詳しくお伝え。どういう動作、どういう姿勢のときにつらさを感じるか、などを知っていただくことで、安心して施術に入ることができました。

身体の状態をしっかり確認していただきました。刺激のある箇所を中心に全身、そして特に足裏をチェックされていました。身体の不調は全て足裏にあらわれるそうです。慢性的な不調は「無意識に力んでる」ことが原因なことが多く、その無意識の力みを取るには足裏の施術が必須だそうで、足裏が緩むと正常な状態に戻れる、とのことでした。リラックスしている状態の時にも力んでいる足裏を丁寧にケアしていただきました。さらに、つらい箇所の動きの確認や可動域のチェックなども行い、ヒリヒリ・ピリピリ・ズキズキ等、どんな風につらさを感じるか、を確認しました。

つらい部分は重点的に調整していただきました。歪みやずれを手技により正常に戻していきます。刺激に対して心配をしていましたが、施術はとてもソフトで気持ちが良く、寝てしまいそうなほどでした。ボキボキ鳴らすような施術もなく、深いリラックス感と共にやさしい手技に身を委ねることができました。こちらのお店はそのソフトな施術での調整が特徴とのことで、施術で無理やり身体の状態を変化させる、というよりも、自然と自分の力で不調を改善していくような状態へ整えることを目的としているそうです。かたまった筋肉に関しても、無理やり伸ばすのではなく、自分の自然の力で気持ちよく伸びていく状態に整えていただけるので、動作がとても楽になりました。

ヒアリング時に確認したことや全身の調整を踏まえた上で、必要な箇所に鍼を打っていただきました。鍼の前に受けた調整で良くなった箇所には鍼はせず、本当に必要な箇所にだけ必要な本数の鍼を打っていくとのこと。どちらかのひざ下に左右各4本ずつ計8本、また、腕にも左右4本ずつ計8本、これはどなたも必ず打つ本数と箇所で、それ以外はお客様の状態を見て打っていくそうです。身体の先端は力みやすいので、まずはそこを緩めることが全身を調整する上で重要とのこと。足や腕から緩ませ、不調箇所のケアを行っていただきました。鍼をすることで、さらに全身がほぐれていった感じがして、力みが取れました。

3種類のお灸を身体の状態を見ながらしていただきます。使うお灸は「灸頭鍼」「せんねん灸」「箱灸」の3種。「灸頭鍼」は鍼の頭にお灸が乗ってるもので、身体のかたいところや使いすぎているところに使用し、中範囲をあたためます。「せんねん灸」は力が入りにくいやわらかいところに使用するもので、ピンポイントが楽になる分、燃えきったときに少し刺激を感じました。「箱灸」は箱状の物を身体の上に乗せて灸をするもので、高さがあるところからお灸をするので浅く広範囲にケアできるそうです。ちょっと熱めなので全身ポカポカしました。灸をすることでより巡りが整った感じがしました。

部分的にかっさや吸玉も使用してケアしていただきました。かっさは不調が浅くて広い場合、筋肉のつながりを刺激したいときに使用するそうです。やさしく流していただけることで、かたまりがほぐれ、内側の巡りが整ったような感覚になりました。吸い玉に関しては、やり方3種類あるそうです。1つ目の方法は、ぽんと吸い玉を肌の上に置く方法。2つ目の方法は、吸い玉をつけて吸って取って、を繰り返す方法。3つ目はジェルをつけて吸い玉を使いしっかり流していく方法。3つの手法はお客様の状態を見ながら選択していくそうです。吸い玉はかっさよりも強い刺激でしっかり流すことで滞りをケアできるのだとか。いずれの施術も必要があればお客様のご要望をきいてから施術するそうです。

施術後は、身体がどう変化したのかしっかり全身をチェックしていただきました。施術直後から自分でも変化を感じていたのですが、改めて確認いただき、結果を教えていただけるのがありがたかったです。その後、セルフストレッチなどのセルフホームケアの方法もアドバイスがありました。全身を施術した上で気になった身体の弱りも教えてもらい、食生活や睡眠のアドバイスまでいただけて嬉しかったです♪オーナーはとても親身に相談に乗ってくれ、施術後も相談OKとのことだったのでとても心強いです。