春は
「身体がだるい」
「イライラする」
「やる気が出ない」
など心身の不調を感じる方が多いですね。
これらの不調は朝夜の寒暖差や
環境の変化によるストレスから生じる
自律神経の乱れが原因かもしれません。
春は1年のうちで寒暖差が一番大きく、
気温の変化に対応するため、
身体は交感神経の働きが優位な状態
(緊張状態)が続きやすくなります。
この状態では、
疲れがたまりやすい、
免疫力が下がる、
胃腸の働きが落ちる、
肩や腰が痛くなる、
身体が冷える、
寝つきが悪くなる
などの症状があらわれやすくなります。
さらに、
春は異動・転勤・新生活の始まりなど
生活が大きく変化する季節です。
普段より緊張する機会や
ストレスを感じることが多く、
自律神経が乱れやすくなります。
自律神経を整えるため、
次のことを気を付けてみましょう。
◉決まった時間に起床し、朝食を食べる。
休日もできるだけ決まった時間に起床し、
起きた後はカーテン を開けて
部屋に朝日が入るようにしましょう。
また、朝食を食べることは
生活リズムを整えることに有効です。
◉自律神経を整える作用のある
ビタミン・カルシウム・ミネラルを
積極的に摂るよう意識する。
ビタミンC…みかんやいちごなどの果物、野菜、いも類
ビタミンA…緑黄色野菜(人参など)、卵、レバー
ビタミンE…ナッツ類、魚介類、西洋かぼちゃ、アボカド
カルシウム…乳製品、豆腐、ゴマ、煮干し など
◉良質な睡眠をとる。
就寝前に目元や首元を温める
アロマオイルでマッサージをする
ハーブティーを飲む
音楽を聴くなど、
リラックスできる工夫を取り入れてみましょう。
◉体温調節ができる服装を心掛ける。
簡単に着脱できる薄手のシャツや
カーディガンなどを重ね着し、
ストールを活用しましょう。
また、カイロを常備しておくことも
お勧めです。
◉ストレスを解消させる。
イライラなどのストレスは外出して
発散させましょう。
ストレッチやウォーキングなど
身体を動かすことで気分転換を図ると
心身がリフレッシュできますよ。
季節による影響は避けられないので、日常にちょっとした工夫を取り入れ、春を楽しく過ごしたいですね。