冷え性と腰痛(2025年01月31日 11時25分) TherapyLab

冷え性と腰痛には密接な関係があります。冷え性は血流の低下や筋肉のこわばりを引き起こし、それが腰痛の原因や悪化要因となります。以下に、具体的な関連性を解説します。

冷え性が腰痛を引き起こす・悪化させる主な理由

1. 血流の低下による筋肉の硬直

冷え性の人は、血管が収縮しやすく血流が悪くなるため、筋肉に十分な酸素や栄養が届きにくくなります。
➡ 結果:筋肉が硬くなり、腰痛が起こりやすくなる。

2. 筋肉の緊張と疲労の蓄積

血流が悪いと、疲労物質(乳酸など)が排出されにくくなり、筋肉の疲れが取れません。特に、腰回りの筋肉が慢性的に緊張しやすくなります。
➡ 結果:腰痛が慢性化しやすい。

3. 自律神経の乱れ

冷え性は自律神経のバランスを崩す原因の一つです。自律神経が乱れると、筋肉が過度に緊張しやすくなり、腰痛が引き起こされることがあります。
➡ 結果:ストレスや疲労による腰痛が悪化する。

4. 内臓の冷えによる影響

特に女性の場合、内臓が冷えると骨盤周りの血流が滞り、骨盤内の筋肉の緊張が強くなります。これが腰痛を引き起こす要因となります。
➡ 結果:骨盤の歪みや腰痛を引き起こす。

5. 冷えによる姿勢の悪化

寒いと無意識に体を丸めてしまい、猫背や前かがみの姿勢になりがちです。これにより、腰に余計な負担がかかります。
➡ 結果:姿勢の悪化による腰痛が発生。

1. 腰を温める
• 腹巻やカイロ を使って腰を冷やさないようにする。
• 湯たんぽ や 電気毛布 で寝る前に温める。
• お風呂で 腰や下半身をしっかり温める(38〜40℃で10〜15分)。

2. 血流を改善する
• 適度なストレッチや軽い運動(ウォーキング・ヨガ) を取り入れる。
• マッサージや ツボ押し(湧泉、三陰交) で血流を促進する。

3. 冷え対策の食事をとる
• 身体を温める食材(生姜、にんにく、ネギ、シナモン、根菜類)を積極的に摂る。
• カフェインや冷たい飲み物を避け、温かい飲み物(白湯・しょうが湯)を飲む。

4. 自律神経を整える
• 深呼吸やリラックスする時間を作る。
• 睡眠をしっかりとり、ストレスをためないようにする。

5. 正しい姿勢を意識する
• 長時間同じ姿勢を続けない(デスクワーク時は1時間ごとに立ち上がる)。
• 猫背を防ぐために、腰にクッションを当てる。

当店は専門的に対応可能です。
ぜひお気軽にご予約、ご来店ください。