《症例報告》妊娠前から慢性的な腰痛だったが右腰の痛みが増してきた(30代 女性 会社員)(2021年09月13日 17時04分) TANAKAカイロプラクティックセンター

【ご来院者様】
妊娠前から慢性的な腰痛だったが右腰の痛みが増してきた(30代 女性 会社員)

【ご来院までの経緯】

妊娠する前から慢性的に腰痛はあったが、妊婦となり、日常生活や仕事での長時間のデスクワークがとにかくきつくなってきた。

お腹が大きくなるにつれて、右腰の痛みが増してきたので、ネットを見て、妊婦や腰痛の専門コースがある、あびこ南口整体院TANAKAカイロプラクティックセンターにご来院。

【ご来院時の症状】

階段の昇り降りで腰が痛い
特に階段を降りるときに腰が痛い
右側に体重をかけて座ると腰に痛みが出る
腰が痛くて仰向けに寝れない

【検査結果】

どの検査動作でも腰が痛む
特に腰を反らす動作で右腰が痛む
SLRテストは陰性(腰椎椎間板ヘルニアではない)
下肢の神経学検査に異常なし(安静時の感覚や筋力に異常はない)

【施術内容】

お尻の真ん中あたりにある仙腸関節に炎症があったので、患部の熱感を鎮めるため、アイシングをしながら施術を開始しました。

背中の筋肉の緊張が特に強かったため、背中を中心に筋肉の緊張をとり、背中の関節の可動域を大きくする施術を行いました。

また、妊婦さんが腰を痛める原因のひとつとして日常生活の癖や習慣があるので、しっかりとカウンセリングを行い、妊娠中に気をつけなければならない動きについてアドバイスを行いました。

【施術後の経過】

初回の施術で、背中を反らす動きでの痛みは軽減され、仰向けで寝ることもできるようになりました。

2回目の施術では、階段の昇り降りでの痛みは軽減しているものの、まだ痛みはあり、特に階段を降りるときが痛むということでした。

3回目の施術では、仙腸関節の炎症も治まり、階段の昇り降りでの痛みもなくなり、動作確認はすべてスムーズに行うことができました。

【コメント】

妊娠中は、お身体の変化により、疲れ、痛み、むくみ、精神的不安などが起こりやすくなります。

お母さまがストレスを抱えてしまうと、お腹の赤ちゃんにもストレスがかかり、悪影響を及ぼします。

母子ともに元気に出産を迎えられるように、しっかりと治療を受けることが大切です。

当院では、妊娠中のお母さまのお身体やお腹の中にいる赤ちゃんの負担にならないように、横向きや仰向けなどの姿勢で施術を行っております。

妊婦さんの腰痛も専門的に診ておりますので、安心して施術を受けることができます。

このような症状でお困りの方は、遠回りせず一番最初に、専門である当院にご相談ください。