《症例報告》寝違えて発症した首の痛みが次第に悪化して心配(40代 女性 会社員)(2022年01月10日 09時54分) あびこ南口整体院 我孫子腰痛センター

【ご来院者様】

40代 女性 会社員

【ご来院までの経緯】

1週間前、朝起きると首に痛みがあり、日に日にその痛みが強くなってきた。

心配になり、ネットで調べて、あびこ南口整体院TANAKAカイロプラクティックセンターにご来院された。

【ご来院時の症状】

以前から寝違えがよくおきる。
咳やくしゃみをすると首に激痛。
発症した時よりも首の痛みがだんだん悪化している。
頭痛もちだが、首を痛めてから毎日のように頭も痛む。
病院でストレートネックと言われたことがある。

【検査結果】

首を反らす動きに制限がある。
右に首を回そうとすると、右首に鋭い痛みが走り、回せない。

【施術内容】

まず初めに、首に痛みが出る動きと痛みの出ない動きを確認し、施術前の状態について認識を共有しました。

施術では、首から肩、背中の筋肉の緊張がかなり強かったので、肩関節周辺の筋肉を緩めていき、さらに、首の痛みに関連する関節を調整して首の可動域を回復させていきました。

施術前は首を反らす動きに制限がありましたが、施術後はスムーズに動くようになりました。

右に首を回そうとすると、右首に鋭い痛みが走り、回せない状態でしたが、回せるようになっていることを施術後に動作確認していただきました。

また、自宅でもできる簡単なエクササイズについてアドバイスを行いました。

【施術後の経過】

初回の施術では、首の可動域を回復させるために、肩周辺の筋肉および関節を中心に施術を行い、緊張の強い背中の筋肉も緩めていきました。

痛みはまだ少しあるものの、首の可動域は大きくなり痛みも軽減されました。

2回目の施術では、1回目と同じく、肩周辺と背中を中心に施術を行いました。

首の痛みは5割程度まで軽減されました。

3回目の施術では、首の痛みは2割程度まで軽減され、首の可動域は正常になり、咳やくしゃみなどをしても首の痛みを感じなくなられました。

現在は、頭痛治療に切り替え、慢性的な頭痛についても頻度や痛む度合いが低くなってきておられます。

【コメント】

普段から長時間のデスクワークが主なお仕事で、時々重いものを持っての作業もあるため、首や肩、背中の筋肉がかなり強く緊張した状態になっていました。

強く緊張した筋肉は、長期間続くと急性的に痛めやすい状態になります。

いつ寝違えなどを起こしてもおかしくなかった状態にあったのだと思います。

首や背中、肩の関節の可動域も失われていたため、歪みを改善し、バランスの良い可動性をつけていきました。

咳やくしゃみで首の痛みが強くなる症状は、重篤な状態に移行しやすいので、日常生活で気をつけることなどをアドバイスさせていただきました。

忙しくてなかなかご自身の身体のケアができない方はたくさんいらっしゃると思います。

ですが、疲労を溜めるに溜めて、無理をして身体を痛めてしまうと、お仕事もプライベートも充実しないと思います。

身体に限界が来る前に、しっかりとケアすることで悪い状態になることを未然に防ぐことができます。

このような症状でお困りの方は、遠回りせず一番最初に、専門である当院にご相談ください。