千葉県我孫子市のあびこ南口整体院 我孫子腰痛センターで、猫背を根本改善する施術を行っています。
「姿勢が悪くて老けて見える気がする」
「肩や首のこりがつらい」
「猫背を自分で治そうとしてもすぐ戻ってしまう」
そんな猫背のお悩みを抱えていませんか?
当院にも、我孫子や柏から、そのようなお悩みをお持ちの方に多くお越しいただいております。
猫背は見た目の問題だけでなく、肩こりや腰痛、呼吸の浅さ、自律神経の乱れなど、さまざまな不調の原因になることがあります。
整体では、そんな猫背を根本から改善するための施術を行い、身体のバランスを整えていきます。
今回は、猫背の悪影響や原因、整体によるアプローチ、通院ペースの目安まで詳しく解説します。
「整体で本当に猫背が治るの?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
【猫背とは?見た目だけじゃない意外な悪影響】
猫背は、頭が前に出て、首から背中にかけて丸くなった状態のことで、上位交差症候群と呼ばれます。
上位交差症候群は、「使い過ぎて固くなっている筋肉」と「伸ばされて使えていない筋肉」が交差することで生じる姿勢です。
「使い過ぎて固くなっている主な筋肉」・・・僧帽筋上部、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋、大胸筋など
「伸ばされて使えていない主な筋肉」・・・僧帽筋中・下部、菱形筋、前鋸筋、広頚筋、頸部屈筋群(深部)など
背骨は、本来、生理的な弯曲があります。
生理的な弯曲とは、よく言われている背骨のS字カーブです。
背骨には、24個の骨があり、上から頸椎、胸椎、腰椎、仙椎の4つに分けられます。
その4部分で背骨のS字カーブを構成しています。
デスクワークやスマートフォンの使用などで背中をまるめて頭を前に出した姿勢が続くと、その姿勢のまま筋肉がかたまってしまい「猫背」の状態になってしまいます。
背骨が自然なS字カーブ状になっていることで、肩や腰に無理な負担がかからないようになっています。
猫背になると、このS字カーブが崩れてしまい首や肩の痛みやコリ、腰痛など「心身」にさまざまな体の不調をまねくことがわかっています。
また、下位交差症候群については、反り腰のブログでお話ししておりますのでぜひご覧ください。
【猫背が原因で起こる不調とは?肩こり・腰痛との関係】
猫背で起こる不調は、慢性的な首こりや肩こり、腰痛などがあります。
重症化してくると頭痛やめまい、不眠、シビレなどの症状も現れます。
これは、猫背になることで、自律神経が乱れ、副交感神経の働きが悪くなり起こってきます。
猫背になると、頭が前に出やすくなり、首に負担がかかるため、ストレートネックを招きやすくなります。
ストレートネックになると首の筋肉が緊張します。
首の筋肉には、自律神経のひとつである副交感神経の働きを阻害する筋肉がいくつかありますので、首の筋肉が緊張することで、交感神経が優位にたち上記のような様々な不調が現れます。
また、スマートフォンで動画を見たり、長時間のデスクワークなどで背中を丸め顎(アゴ)を突き出した状態(ストレートネック)で、画面などを見る姿勢が続くと、首や肩、背中の筋肉が硬くなり、呼吸が浅くしづらいような状態が当たり前になってしまいます。
呼吸が浅い状態が続くということは、自律神経の乱れから起こる様々な不調に繋がっていきます。
ストレートネックについても、以前のブログでお話ししておりますので、ぜひご覧ください。
次に猫背と腰痛の関係性についてです。
腰は上半身を支えたり、体のバランスをとったり、腰は身体の中心に位置するとても重要な場所です。
腰は人間の身体の「要(かなめ)」になります。
その身体の要である腰を構成している腰椎は、前にゆるくカーブを描いている状態が正常ですが、猫背になることで、このカーブがくずれてしまいます。
すると、上半身の重さをうまく支えられなくなり、腰椎や椎間板、そして関節や筋肉や筋膜へ大きな負荷をあたえます。
その結果、腰痛がひき起こされてしまいます。
そして、腰痛も精神的ストレスなどからくる自律神経の乱れと大きく関係してきます。
腰痛と自律神経の乱れとの関係性は下記のブログ内にも書かれていますのでぜひご覧ください。
【猫背はなぜ起こる?日常生活の姿勢習慣がカギ】
猫背などの悪い姿勢でお悩みの方の多くは、その姿勢でいる方が楽だからと感じている所にあります。
猫背にならないような姿勢を維持しようとすると、背すじをのばすために腹筋や背筋が必要となります。
この背すじを伸ばした姿勢は筋力を必要とするため、体に負荷をあたえているように感じるかもしれません。
しかし、実際は腹筋や背筋を使っていないぶん、首・肩・腰などに余計な負担を強いていて猫背の方が筋肉への負担は大きくなっています。
それでも猫背の方が楽と感じているのは、猫背の姿勢を続けることで、脳が「猫背が自然な姿勢でリラックスしている」とあやまった認識をしてしまっているためです。
例えば、輪ゴムで丸めておいたポスターはまっすぐに伸ばしてもすぐにクルっと元に戻ってしまいます。
それと同じように、長年のクセで子供の頃から猫背でいるのが普通と、体が覚えてしまっていれば、伸ばしたほうが違和感を感じ疲れてしまいます。
一瞬姿勢を正しても、すぐに元通りになってしまいます。
この誤った認識を修正することが猫背改善のカギです。
【整体で猫背はどう改善される?施術内容とアプローチ】
猫背を改善していくには、筋力や筋肉、骨格の矯正だけの問題ではなく、幸せホルモンと言われているセロトニンの分泌が大きく関わってきます。
セロトニンの分泌が減ると抗重力筋(重力に逆らって姿勢を保つために働く筋肉)の緊張が弱まるので、綺麗な姿勢を保つことが難しくなるからです。
このセロトニンがきちんと分泌され効果的に働くためには、自律神経を整えることが大切で、なかでも睡眠の質の向上は、自律神経を安定させる重要な要素になります。
以前、不眠症の改善についてのブログで書いていますが、当院で行う自律神経の乱れを整える施術内容とアプローチについて、大きく分けた効果的な4つの方法をお伝えします。
・首の筋肉へのアプローチ
・背中の筋肉へのアプローチ
・仙骨へのアプローチ
・深呼吸
・首の筋肉へのアプローチ
首は、脳と全身とをつなぐとても大切な部位で、背骨、気道、食道、脳に栄養を送る太い血管、自律神経を含む神経系などが収まって通っています。
また、首には、たくさんの筋肉があり、頸椎(けいつい)を複雑に包み込んでいます。
肩や背中の筋肉の一部が首と連携し頭部を支え、頭を左右に動かす、首を回す、首を曲げるなどの複雑な動きを可能にしています。
その首の筋肉の間に神経が入り組んでいますので、首の筋肉が異常にこってしまうと、周辺の神経や血管を圧迫し、自律神経が乱れ、副交感神経の働きが低下し、睡眠の質の低下に繋がります。
・背中の筋肉のへのアプローチ
背中の筋肉と自律神経は関係性があります。
背中の筋肉が張ると肋骨が可動しにくくなり、それに伴って胸郭が広がりにくくなるため、呼吸しても肺が膨らみにくく、息が深く吸えなくなってしまいます。
自律神経は呼吸によってコントロールされているため、浅い呼吸だと自律神経が失調してしまい交感神経優位となって心身の緊張が起こり、睡眠の質を低下させることになります。
また、交感神経優位だと背中に痛みやコリが出ることもあり、両側の肩甲骨、肩甲骨内側、背骨の周りに起こりやすいです。
・仙骨へのアプローチ
仙骨とは骨盤中央にある手の平ほどのサイズの骨で、自律神経の1つである副交感神経(リラックスしている時の神経)の束が下腹部に向かって伸びています。
その仙骨へアプローチしていくことで、副交感神経優位の状態となり、深い睡眠へと導きます。
・深呼吸
自律神経が交感神経優位の状態だと、呼吸がしにくい状態、呼吸が浅い状態になります。
深呼吸をしてみると、肋骨がふくらんだり縮んだりするのがわかると思いますが、深呼吸することで、自然と胸と背中の筋肉に柔軟運動をさせています。
逆に、呼吸が浅い方は、肋骨の動きが小さく背中が硬くなり、神経も過敏になっていきます。
また、日頃から心身の緊張が強い方で、力が入ったまま寝ている人なども多く、交感神経優位の状態で眠りの浅い方が多いです。
当院で行っている呼吸法は、数多くの症例、実績から考え出された当院独自の呼吸法で、施術と並行して、継続して行っていくことにより大きな効果を発揮する呼吸法です。
また、猫背改善には腹圧を高める呼吸法も大切になってきます。
【整体での猫背改善にかかる期間と通院ペースの目安】
猫背の症状に限ったことではありませんが、その問題の程度、期間、過去の損傷、現在の環境、個人の体質などから、改善までの期間も症状の度合いや通院できる回数などによって変わってきます。
例えば、単純なぎっくり腰や寝違えなどの急性の症状は1回の施術で仕事に復帰できる方もおられますし、2~3日から長くても1週間で一応の症状解消がみられるケースが多いです。
猫背の改善の場合は、自律神経の乱れが大きく関わっている場合など状態にもよりますが、6か月程度で改善が可能です。
1年以上みていただくこともあります。
3か月程度で一応の改善がみられる方もいらっしゃいます。
猫背改善には、1~2回診させていただければある程度予想はつくことが多いです。
当院では、お一人お一人のお身体の状態に合わせて、「施術初期」「回復期」「メンテナンス期」の3つの時期に分けて施術を行っています。
治療と並行して、日常生活での姿勢改善や自宅でのエクササイズなどを継続することで、より効果的に猫背を改善することができます。
【当院に一番はじめにご相談ください】
当院では、猫背を改善していくには、これまでお話してきておりますが、筋力、筋肉や骨格矯正だけの問題ではなく、脳の「猫背が自然な姿勢である」とあやまった認識を修正することが重要だと考えています。
理由は、姿勢というのは「筋肉が支えている」ように見えていますが、実は「脳がどう感じているか」で決まっているからです。
つまり、本来まっすぐの状態でも、脳が猫背の姿勢を楽で普通だと覚えてしまっている状態では、筋肉を鍛えても、マッサージしても、すぐに戻ってしまいます。
猫背は見た目の問題だけではありません。
「なんとなく自律神経が乱れている気がする・・・」
「どこにいっても猫背が改善しない・・・」
「猫背で見た目が気になる・・・」
などお悩みの方、当院にお任せください。

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