「肩こりと首こりがつらい」
「パソコン・スマホで首の痛みを強く感じる」
「首の痛みが酷くなると頭痛もする」
「頭が重く感じるほど首が痛い」
「もみほぐしに行っても肩こりをすぐに繰り返す」
つらい肩こりや首の痛み、首こりには
もみほぐし
一般的にこのように認識されていますよね。
もちろん、もみほぐしにより
硬くなった筋肉をほぐしたら
血行がよくなり軽くなって
スッキリします。
もみほぐしが効果的、と
思うことも無理もありません。
ですが、首の痛み、首のこり、
肩こりでもみほぐしを行うと
かえって逆効果となります。
ご年配の方で
頭がかなり前に出ていて
背中も曲がってしまっている、
下を向くくらい身体が丸くなっている
という風な方を見たことありますか?
端的に言うともみほぐしばかりしていると
そのようになります。
これはなぜか?
まず人間の頭の重さは成人で約5kgあります。
意外と結構重いんです。
5キロのお米袋やダンベル、
ボーリングの玉などをイメージしていただくと
わかりやすいかと思います。
人間は身体の一番上に、
常にこの重たいものを乗せて生活しています。
そして現代の日常生活では
何かと下を向くことが多くあります。
スマホ・パソコン・料理・裁縫
手作業・ものづくり
下を向くと、頭の重心位置が前に移動して
頭が前に倒れるようになります。
その状態を保持するために
首の後ろ側の筋肉が後ろから頭を引っ張り返すことで
頭の位置を調整しています。
そして慢性的に首のこりがあるということは
慢性的に頭の位置が前に出てしまっている
という状態になっています。
この状態で首のもみほぐし、肩のもみほぐしを
行うとどうなるでしょう。
せっかく頭の位置をキープしているのに
もみほぐされると頭の位置をキープできなくなります。
すると頭がさらに前方に移動してしまいます。
ですがやはり姿勢を維持しなければいけないので
結局また緊張することで
頭の位置を保持します。
これがもみほぐしをしても
肩こりや首こりを繰り返すメカニズムです。
そして下を向く⇒緊張⇒もみほぐし
⇒頭の位置前方⇒さらに下を向く⇒緊張⇒もみほぐし...
これを繰り返すと首の筋肉はどんどん弱くなり
首の骨がどんどん歪んでいき
頭がどんどん前に移動し
いずれ首の骨の関節が拘縮し
頸椎ヘルニア、頚椎症、神経根症
後縦靭帯骨化症、脊髄症など
首の重い病気になることも
そしてそうなってしまうと
手術しか打ち手がなくなる
ですが手術をしても改善しない
という人も多いというのが
今の医療の現状です。
酷くなる前に悪い習慣から抜け出して
本当に必要な身体のケアを
強くお勧めします。
大阪府交野市・枚方市
慢性痛専門整体
単なるもみほぐしではない
本当のボディケアをご体感ください。
エイド 泉政宏