大将堂のサロン体験談

まずは不調の原因を探るために全身の状態と動き、また可動域を確認していただきました。立ち姿勢や前屈の状態を確認し、さらに骨盤や大腰筋などを押さえた状態で確認する、など、様々な方法で動きを確認くださいました。色々な動きを取る中でつらさの原因はどこにあるのかを探っていくそうです。ただ筋肉の状態を確認するのではなく、筋膜の繋がりを意識して全身の状態を見ていくので、不調を感じる箇所でない部分に原因がある場合も根本的なケアが可能だそうです。しっかり全身を確認していただけるので自分の身体を知るきっかけになりました。

うつ伏せ体勢で背面を足から肩の方まで全体的に整えていただきます。身体の土台である足から整うことでより全身が整いやすくなるそうです。バキバキすることのない整体なので、じんわりとした圧やストレッチがとても気持ちよく、ほぐれていく感じが実感できました。揺らしながらもみほぐし、さらに筋膜リリースを同時に行うという盛り沢山な手技で、決して強い力を加えないのにも関わらず、確実に全身がほぐれ、芯から気持ちよく緩んでいく感じが味わえました。

うつ伏せから横向きの体勢になり肩周りをほぐしていただきました。肩甲骨の筋膜を丁寧に剥がし、さらに日本生まれの整体法である「操体法」により無理なく筋膜を整えていきます。つらさを感じる方向と逆に動かしていく手法なので施術時に刺激を感じることなくケアしていただけました。筋膜とともに関節も整い、さらにその周りの筋肉が解放されることで疲労物質が流れ、不調改善につながるそうです。実際に施術後はつらかった肩周りが軽くなり、左右のバランスも整い、とても楽な状態になれました。

次に仰向け体勢で膝を立てて左右に動かしていきました。操体法の考え方により、左右比べてつらくない方に動いてもらって左右のバランスを整えていきます。さらに、下半身のポイントは膝の裏。膝の裏の部分のかたさをほぐし、滞っていたしこりを柔らかくしていただきました。腰に不調がある方は膝の裏の状態にあらわれることが多いそうで、膝の裏をケアすることで腰のつらさが取れるそうです。実際、不思議なことに膝の裏をもみほぐしていただいた後は腰が軽くなりました。つらかった腰がとても楽になりました。

仰向けの体勢で操体法により首をケアいただきました。じんわり繊細な手つきでツボを中心に押しながらケアしていただくことで、首の疲れがとれ、頭や目元の疲れもスッキリしました!特に目のツボを刺激することから、施術後は「目がぱっちり開くようになった」「視力も良くなった感じがする」などという声が多数寄せれらるそうです。さらに、首や頭の施術を行うことで、知らないうちに疲れを溜め込んでしまいがちな部分の老廃物が流れ、巡り整います。眠りの質の向上も目指せるそうです。

最後に、骨盤と全身の筋膜の調整を行いました。膝も股関節も骨盤もすべてを使う動きで、つらさを感じる動きと逆のことをしながら身体を整えていきます。施術者が無理やり調整する、ということではなく、自分の力で整っていく、という感覚でした。バキバキする整体だと刺激が強すぎたり筋を違えてしまったりと、逆に不調を引き起こす可能性もある中で、操体法は自分の力で無理せず整えていくため、心地良さが違いました。施術後すぐに姿勢や動きのしやすさなど、変化を実感することができました。