今日は、【自律神経】をテーマに書きたいと思います。
最近よく聞く””自律神経””。
この神経を使いすぎると、
指令を出す””脳””が疲れてしまいます。
脳が疲れると・・・
昨日の記事に書きましたが、身体が疲れます。
自律神経ってよく聞くし、何となく知ってるけど
詳しく説明できない人多いのではないでしょうか。
自律神経とは。
交感神経と副交感神経でなっており
交感神経は
身体を活発に動かす、または頭を活発に動かす時に優位になります。
なので、大きく分けると日中働く神経・活動する時の神経と言えます。
副交感神経は。
リラックスする時や、眠る時に優位になる神経です。
大きく分けると、夜間に働く神経・休息する時の神経ですね。
とはいえ、
1日の中で、必要な時に入れ替わりながら(または同時に)
出来るだけ身体が一定に保てるようにがんばって働いております。
この、一定に働くって??
自律神経系のお仕事は
呼吸をする・心臓を動かす・血液を身体中に送る、体温を一定に保つ、腸を動かす。
など自分が意識せずに自動運転で働いている機能のことです。
暑い夏の日も寒い冬の日も、体温はそれほど変わりませんよね?
これは、自律神経の働きです。
夏、暑い日には汗をかき体温を下げる。
冬、寒い日は血管を収縮させ熱が逃げないようにします。
交感神経が優位の時には
身体が瞬時に動ける準備をしています。
呼吸は浅く速い
心拍も速く
血圧は上昇
血管は収縮
骨格筋は緊張し
消化管は動きを抑制
発汗を促し
瞳孔は拡大
これは、交感神経が闘争・逃走時に働くように出来ているから。
原始時代、狩りをしながら生活している時からの遺伝子でこうなっています。
例えば、
道を歩いている時に、ライオンと遭遇(現実にはないですよ!こんな事)
あなたならどうしますか?
闘う、もしくは逃げる。
このどちらかになりますよね。
そんな時に悠長にしてたらやられちゃいますからね(-_-;)
私なら、とりあえず逃げます
大急ぎで逃げなきゃ行けない時には
筋肉を使いますよね。
その為に、心拍・血圧を上げて
エネルギーが速やかに筋肉に届き、すぐに動けるようにします。
逃げる時、または闘う時に
『あ~、トイレ行きたいな~』
なんて事には絶対ならないじゃないですか?
そんな事になったら一発でやられます。
だから、消化管は動きをとめます。
こんな具合に交感神経は働いています。
副交感神経は?
交感神経の逆の作用。
呼吸・心拍はゆっくり
血管は拡張
血圧は下がる
骨格筋は緩み
消化管は活発に動き
発汗は抑制
瞳孔は閉じる
リラックスして身体を休めて
明日の狩りに向けて身体を整えるようにしているんです。
さて、現代で交感神経が優位に働くのは主にどんな時でしょう?
もうお気づきかもですが。
ストレスが掛かった時です。
ストレスって、人間が生きていくには必要な物でもあるのですが
最近は必要以上のストレスが掛かり、
疲れ切ってしまう人が多いんです。
交感神経が悪者で副交感神経がいい!!
って訳ではないのですが
必要以上のストレスで交感神経ばっかりが優位になってしまっては
身体は休まりませんよね。
夜にはきちんと副交感神経が働ける環境を作る事。
これが、とっても大事です
自律神経を整えるには
ストレスに対処できるようにする事。
睡眠の質を高める事
この辺を見直すだけで、
副交感神経を優位にして、しっかり身体を休められるようになりますよ
ストレスの対処法・睡眠の質の高め方など
施術時やカウンセリング時にもお伝えしております。
この辺の事で、聞きたい事などあればご相談ください♪
g.i おかもと