人は、
というよりは動物は、
一体何のために眠るのか。
考えた事ありますか?
身体を、脳を。
休めるため。
身体機能の回復。
これが一番の理由なんだと思いますが。
実際のところ
なぜ、一生のうちの約1/3(さんぶんのいち)もの時間を消費してまで眠るのか。
そして、眠っている間に身体や脳の中で何が行われているのか。
これらは、まだまだ解明されていない事の方が多いんだそうです。
とはいえ、
脳と身体を休めている時間という事は判明しています。
今日は、睡眠のゴールデンタイム。
これを書きたいと思います。
まずは皆さんご存じの
レム睡眠・ノンレム睡眠。
眠りの種類をよくこう呼ばれてますね。
なんかややこしくってどっちがどっち?なんですが。
この名前の由来は
rapid すばやい
eye 目
movement 動き
この頭文字をとってREM(レム)。
レム睡眠時、
瞼の下で目がキョロキョロ動いている様子
(急速眼球運動)から付けられたそうです。
レム睡眠時は
脳は起きていて、身体は眠っている状態。
浅い眠り。
逆にノンレムという事は動いていない状態という事ですね。
ノンレム睡眠時は、
脳も身体も眠っている状態。
深い眠り。
図の方が分かりやすいので
ちょっとお借りして説明(下までスクロールしてね)
この図の白い部分はノンレム睡眠。
青色部分は深いノンレム睡眠。
緑の部分はレム睡眠。
この図でいうと
0時に就寝。
0時5分後位にウトウトしだして
0時10分にはノンレム睡眠へ。
0時15分には深いノンレム睡眠になってます。
そこから、徐々に浅くなり
1時20分くらいにはレム睡眠に入り
10分後くらいにはまたノンレム睡眠になってますね。
この1サイクルが90分といわれ(実際は個人で差があります)
その後また90分サイクルで
深いノンレム睡眠~レム睡眠。
と徐々に浅くなりながらこれを繰り返し、
最後は浅いノンレム睡眠とレム睡眠に。
この、1番始めのノンレム睡眠が
【ゴールデンタイム】と呼ばれています。
大人女子なら聞いたことがある
お肌のゴールデンタイム
これはお肌に限った話ではなく
身体の細胞全部のゴールデンタイムなんです
以前は夜10時から午前2時って言われてましたが
最近の研究では
その人が眠り始めてすぐのノンレム睡眠がゴールデンタイムだとされています。
で、そのゴールデンタイムに何が行われているのか。
いくつかありますが、
中でも知っておきたいのは
成長ホルモンの分泌
成長ホルモンって子供の身長を伸ばすだけではなくって
大人にも必要不可欠なホルモン
その役割は。
新陳代謝を活発にしてくれる。
ダメージを受けた細胞の修復・再生をしてくれるので
疲労回復には欠かせません。
もちろん肌のターンオーバーにも大きく関わっています。
ゴールデンタイムをしっかり取れている人は美肌に
他には脂肪燃焼を助けるのでダイエットとの関係や
免疫力をあげたり、
と様々な事を行う成長ホルモン
ですが、大人になると日中はほとんど分泌されず、
ノンレム睡眠時に大量に分泌される事がわかっています。
アンチエイジング、
健康の為
質の良い睡眠を確保しましょう
睡眠シリーズはまだまだ続きます!!
本当に、知っておくべき事を配信していきたいと思いますので
次回もお楽しみに