整体 kagayaki に腰痛で来院されている多くの学生さんは、分離症で悩まれてました。
腰痛で悩む学生の救いになります!!
腰椎分離症とは
腰椎(腰の骨)の後方部分に発症する疲労骨折です。
第5腰椎で発生する事がほとんどで腰椎分離症の多くは、腰痛がきっかけで発見されます。
腰痛そのものはありふれた症状ですが、体勢によって症状が変動することが特徴です。
腰椎後部の神経組織を保護している”椎弓”の一部が分離する為、上体を後ろにそらすと痛みを感じるケースが多く見られます。
腰椎分離症の原因
腰椎分離症は、ジャンプや腰の回旋(ひねる動き)などにより繰り返し負担がかかる事で発症します。
特にスポーツ選手や発育期(成長期)の骨の未発達な10代男子による過度のトレーニングによって好発します。
その為、成長期のスポーツ選手が長引く腰痛を訴える場合は腰椎分離症を疑います。
発症初期はレントゲンでの発見が困難な場合があるので、腰椎分離症の疑いがある際はMRIと併用して検査を行います。
一般的には5%程度の人に発症しますが、スポーツ選手では20〜30%の人が腰椎分離症を発症しています。
腰椎分離症の症状
腰や太ももの重だるい様な鈍い痛み
腰の回旋と反らす動きで痛みが増強
骨折が治りきらない部分に起こる炎症による局所的な痛み
長時間の運動や、同じ姿勢が続く事による痛み
痛みにより脊柱起立筋の緊張が高まるなどの症状
発見・治療が遅れたり、痛みを我慢して運動を行うと、偽関節(骨癒合が不完全で骨がグラグラな状態)や腰椎分離すべり症を誘発し、神経が圧迫されて歩行障害や下肢のシビレを引き起こす(坐骨神経痛)場合もあるので注意が必要です。