鍼の本質(2023年11月06日 10時00分) I’s 鍼灸院

おはようございます☀️

I's鍼灸院 岩岡です!!

鍼って何がいいの??
と、言う疑問にお答えできればと思いこのブログを書いてみました!!
鍼治療を受けた事のない方にとって、なかなか想像しにくいものかと思います。
そこでどう言う効果をもたらすかを説明させていただければと思います!!

このブログがあなたの悩みの解決への糸口になりうる物であればと思います☺️

少々長いですが最後まで読んでいただければ幸いです!!



①血流を良くする

I.血液は細胞の生命線

血液は、全身の細胞たちにエネルギーと酸素を送り届けています。

そのため、血液が完全に断たれると機能を失い細胞は死んでしまいます。

筋肉の硬さや交感神経系が優位な状態が続くと血流が悪くなります。

そして、細胞に必要な血液を得ることができないため細胞たちの機能性を低下させてしまいます。

なので、血液は細胞にとって生命線なのです。

血液の量が足りないと細胞たちは緊急事態を知らせるサインとして『痛み』や『違和感』と言った形で体に発信するのです。

II.血液渋滞
筋肉の硬さがあると、血管が圧迫されて血流が滞ってしまいます。

血管を道路に例えると、酸素や栄養素を運んでくれる血液は車です。

道幅が狭くなってしまうと必然的に渋滞を引き起こしてしまいますよね?

これを東洋医学では『瘀血』と言い、だるさや浮腫みと言った症状などがみられます。



これらを踏まえて上で…



Ⅲ.鍼は血管を拡げてくれる

鍼の刺激は血管を拡げる化学物質(CGRPやサブスタンスP)を放出させます。

すなわち血液の通り道を拡張してくれます。

血管が拡張することで血液の渋滞が解消されて、スムーズな走行になり細胞に十分なエネルギーや酸素が供給され、『痛み』や『違和感』が解消・改善せれます。



②脳を活性化

Ⅰ.脳の疲労で起こる痛み

脳は、末梢神経からの「痛み」を受け取っても特に重要性と緊急性が高い情報を優先的に感じさせます。

これが、極度の疲労や悩み事など心理的ストレスがあれば脳が情報を処理する能力が低下し誤って、通常は痛みとして感じないものまで「痛み」として感じてしまいます。

腰痛などで整形外科を受診の際、問診表にストレスや悩みなどを問われる内容が記載されているのはこのためです。



II.鍼の力で脳を休める

鍼の刺激は、疲弊した脳を迅速且つ効率的に休ませる効果があります。

脳に休息を与えることで、脳本来の働きを取り戻したり脳の処理能力を回復させて、不必要な

「痛み」を感じにくくしてくれます。



③脳を覚醒

Ⅰ.脳に嬉しいご褒美

鍼の刺激が加わると『エンドルフィン』なとが

放出されます。

この物質は、痛みを抑える鎮痛効果、脳に対しての快楽物質として働きます。

わかりやす例えるなら『ランナーズハイ』です。このような現象もこのエンドルフィンによるものとされています。

普段、私たちの認知している以上に脳細胞は働いてくれています!!

なので、鍼の刺激は脳にとって最高のプレゼントとなるのです!!


冒頭に申しました通りこのブログが何かしらのお役にたてればと言う気持ちと、鍼灸と私に興味を持って頂ければ嬉しいです