【皮膚は”感じる”最前線!】
私たちが「触れた」「冷たい」「熱い」「痛い」「押された」と感じるとき、その情報はすべて“皮膚”がキャッチしています。皮膚は、人体最大の臓器であり、全身を包む“高性能センサー”でもあります。
この画像にある通り、皮膚には5つの「表在感覚」があります:
① 触覚(ふれた感覚)
・遅い振動=メルケル盤
・速い振動=マイスナー小体
→ やさしく撫でるような刺激や、衣服が触れたときの感覚は、これらがキャッチ。日常の微細なタッチを検知する繊細なセンサーです。
② 圧覚(押された感覚)
・パチニ小体
→ 重たいものを持った時の圧迫感や、マッサージのような深い刺激を検出。深部に位置していて、強い刺激に反応します。
③ 痛覚(痛みの感覚)
・自由神経終末
→ ケガをした時の鋭い痛みや、火傷時のヒリヒリした痛みなどを感知。身体を守るためにもっとも原始的で重要なセンサーです。
④ 温覚(温かさの感覚)
・ルフィーニ小体
→ 日なたに出たときのポカポカした温もりや、ホットタオルの感覚はここがキャッチ。皮膚の中で温かさを緩やかに伝えてくれます。
⑤ 冷覚(冷たさの感覚)
・クラウゼ小体
→ 冷風が肌をかすめた時、冷たい水に触れたときに働く感覚器。寒冷刺激に対する“注意喚起”をしてくれます。
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皮膚の感覚は、生きる上で非常に重要な“警報システム”。
違和感や不快感、危険をいち早く察知し、身体を守ってくれる存在です。
整体や手技療法では、この「触覚・圧覚」を巧みに活かし、脳や自律神経に働きかけることができます。たとえば「無痛整体」や「リンパケア」は、過度な刺激ではなく、皮膚の感覚を丁寧に読み取りながら行うことで、深いリラックスや血流改善、自律神経の安定を図ります。
感じ方が鈍い=疲れが溜まっているサイン
触れられても気づきにくかったり、温冷の区別が鈍くなったりしていたら、皮膚感覚が弱っているかも。そんなときこそ“触れられるケア”が必要です。
皮膚にやさしく触れることは、単なるリラクゼーションではなく、“身体の再起動”なのです。
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【杉山手技療法では】
西宮北口から徒歩2分。
服を着たまま・座ったまま、無理のない施術で、あなたの「感じる力」を呼び覚まします。
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