【その“コリ”は、実は筋肉のSOSかもしれません】
「なんか首が重い」「肩がゴリゴリする」「押すと響く痛みがある」
──そんな経験、ありませんか?
それ、“ただの疲労”ではなく、
筋筋膜性疼痛症候群(Myofascial Pain Syndrome:MPS)
かもしれません。
この状態では、筋肉の中に“異常な塊”ができてしまいます。
それが 「索状筋硬結(さくじょうきんこうけつ)」、
いわゆる「しこり」の正体です。
⸻
【筋肉の繊維構造と異常収縮】
筋肉は「筋線維(muscle fibers)」という細い繊維が束になってできています。
この束の中の一部が異常に収縮し続けてしまうと、
ピンポイントに硬くなった“しこり”が発生します。
これが「トリガーポイント(Trigger Point)」と呼ばれる場所です。
トリガーポイントは、押すと「ズーン」と響くような痛みや、
離れた部位への放散痛(関連痛)を引き起こすこともあります。
例えば、肩のトリガーポイントが頭痛や腕のだるさに関係することも。
⸻
【どうして「しこり」ができるのか?】
・筋疲労や長時間の同一姿勢
・ストレスや冷え
・運動不足や逆に過度の筋トレ
・外傷や急激な動作
これらが引き金となり、筋肉の一部が異常収縮を起こします。
その結果…
1. 毛細血管や神経が圧迫される
2. 局所的な血流低下(虚血)
3. 酸素や栄養の供給不足
4. 老廃物(発痛物質)が溜まる
5. 痛み・だるさ・可動域制限が出る
という悪循環に。
⸻
【筋肉は“動かしてなんぼ”の組織】
筋肉は「第二のポンプ」とも言われ、
動かすことで血液やリンパを循環させる役割があります。
しかし“しこり”があると、その機能が局所的にダウン。
→疲労が抜けない
→回復力が落ちる
→さらに痛みが増す…というスパイラルに。
⸻
【解決策は?】
・トリガーポイント療法(手技で直接リリース)
・ストレッチや温熱療法で筋肉を緩める
・適度な運動と正しい姿勢で再発予防
トリガーポイントを狙った施術では、
驚くほどスーッと痛みが抜けることもあります。
⸻
【まとめ】
・「しこり」は筋繊維の異常収縮=索状筋硬結
・トリガーポイントは痛みの発信基地
・筋筋膜性疼痛症候群(MPS)は放っておくと慢性化
・早期発見&ケアが回復のカギ
違和感のサインを見逃さず、
「コリを我慢しない」選択を。
#筋筋膜性疼痛症候群 #トリガーポイント #索状筋硬結 #しこりの正体 #肩こり解消 #筋膜リリース #筋肉の構造 #慢性痛改善 #血流改善 #ストレッチ習慣 #筋膜性疼痛 #トリガーポイント療法 #可動域改善 #筋硬結 #神経圧迫 #関連痛 #肩甲骨はがし #首こり #西宮北口整体 #杉山手技療法 #整骨院通い #手技療法 #痛みの原因 #体の不調 #肩の痛み #リンパの流れ #姿勢改善 #温熱療法 #自律神経ケア #体質改善
