【腰椎の「後方変位」と三軸バランスの乱れが腰痛を生むメカニズム】
腰痛は単なる「疲労」や「コリ」だけでは説明できません。
本質的には、三軸(回旋・傾き・前後移動)バランスの破綻による、骨格のズレと筋肉・神経系への過剰な負担が絡み合っています。
この図は特に、腰痛の中でも重要な【前後方向のズレ=後方変位】について示しています。
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【腰椎後方変位とは?】
通常、腰椎(腰の骨)は前側にカーブする(前弯=ロードーシス)ことで、身体の重さをバランスよく支えています。
しかし、
・股関節が硬い
・大腰筋(インナーマッスル)が弱い・緊張している
・骨盤が後ろに倒れている
・座りっぱなしが長い
といった要因が重なると、腰椎が後ろにズレてしまう「後方変位」が起こります。
このズレによって、
・神経が圧迫されやすくなる
・椎間板に負担が集中する
・背骨の動きが硬くなる
といった悪循環に陥り、慢性的な腰痛の原因となります。
さらに、背骨全体の理想的なライン(ジョージズ・ライン)から外れるため、身体全体のバランスにも悪影響を及ぼします。
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【なぜ起きるのか?】
腰椎の後方変位は、次のような理由で引き起こされます。
・股関節の動きの低下(ROM制限)
・大腰筋の機能低下・短縮(筋肉のアンバランス)
・骨盤後傾姿勢
・長時間座り続ける生活習慣
これらが重なると、身体の重心がズレ、腰椎が本来のポジションを保てなくなります。
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【杉山手技療法のアプローチ】
杉山手技療法では、この「三軸バランス」を立体的に評価し、
・股関節を柔軟にし
・大腰筋を活性化させ
・腰椎・骨盤のズレを調整し
・体幹の内圧(腹圧)を高める
ことで、腰痛を根本から改善していきます。
ただ矯正するだけでなく、筋肉・骨格・神経系の総合的な再教育まで行うため、再発しにくい身体作りが可能です。
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【ここが重要!】
腰椎後方変位は、ただの「ズレ」ではありません。
運動機能、支持筋群(体幹深部筋)、神経系が複合的に乱れている状態です。
腰痛改善を本気で目指すなら、「痛い場所」だけではなく、全身の重心・バランス・支持力を総合的に見直す必要があります。
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【まとめ】
腰椎の後方変位が続くと、
→椎間板ヘルニア
→神経根の圧迫
→脊柱管狭窄症
など、さらに深刻な症状へと進行するリスクも高まります。
「腰痛は体のズレのサイン」
あなたも今、自分の三軸バランスを見直してみませんか?
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