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杉山手技療法・西宮北口のブログ

肩甲骨がしんどいのではなく、心臓が負担かかってるのではという仮説を立てたって話


心臓の位置と高さ
- 縦方向の位置
- 心臓は胸郭の中央部にあり、縦に約2~3本の肋骨で区切られた範囲に広がっています。 apex(心尖部)は通常、左胸の第5肋間で左鎖骨中線付近に位置します。ここが最も拍動を触れやすい部位です。
- 左右の位置関係
- 心臓は前方に胸骨、後方に横隔膜・胸膜、側方には肋骨と呼吸筋に囲まれ、左側の縦の長軸はやや傾斜しています。左心室の形が左縁を形成することが多く、左胸郭の前方と側方の境界部に接します。
- 上下の境界
- 上方の境界は大動脈・上大静脈の出口付近を含む「基底部」にあたり、多くは第2~第3肋間付近の胸骨右側寄りの高さに相当します。下方は心底部で、第5~第6肋間付近、左鎖骨中線あたりまで広がることがあります。
- 注意点
- 身長・体格・肺胞の状態・呼吸の深さで、心臓の見え方・拍動の感じ方は個人差があります。上記は一般的な目安です。

肩甲骨の内側縁(内側縁=medial border)と外側縁(外側縁=lateral border)に付着する主な筋肉
- 内側縁(medial border)に付着する筋肉
- Rhomboideus minor(小菱形筋)
- 起始:第7頸椎〜第1胸椎の棘突起
- 停止:肩甲骨の内側縁、棘板の上部
- 作用:肩甲骨を内側(内転)・下方へ引く。姿勢安定に寄与。
- Rhomboideus major(大菱形筋)
- 起始:第2〜第5胸椎の棘突起
- 停止:肩甲骨の内側縁、下部まで広く
- 作用:肩甲骨を内側へ引き、背中の安定性を高める。
- Levator scapulae(肩甲挙筋)
- 起始:第1〜第4頸椎の横突起
- 停止:肩甲骨の内側縁・上端付近
- 作用:肩甲骨を上方へ挙げ、頸肩の安定と動作連携を助ける。
- Serratus anterior(前鋸筋・前面付着型)
- 起始:肋骨前面(第1〜第9肋骨の外側表面)
- 停止:肩甲骨の前面・内側縁
- 作用:肩甲骨を前方へ押し出す(外転・下制を含む)、胸郭の安定性を高める。
- 外側縁(lateral border)に付着する筋肉
- Teres minor(小圆筋)
- 起始:肩甲骨の外側縁の中部
- 停止:上腕骨の大結節(外側・後部)
- 作用:肩関節の外旋・安定。肩甲骨の外側縁近傍の筋として機能。
- Teres major(大円筋)
- 起始:肩甲骨の下角と外側縁の一部
- 停止:上腕骨の小結節稜の近く(大 circumference)
- 作用:肩関節の内転・伸展・内旋。肩甲骨の外側縁付近の筋として位置づけられる。
- 補足
- Subscapularis(肩甲下筋)は肩甲骨の前面(肺側・胸腔側)を覆う筋で、縁というより前面の「肩甲下窩」に付着します。今回の内側縁・外側縁の話題には主に上記筋が該当します。

心臓と肩甲骨の関係性(解剖・機能・臨床的示唆)
- 解剖的近接性
- 心臓は胸郭の前方・内側に位置し、肩甲骨は背側の上部に広がります。肩甲骨の後方・側方は心臓の要所である胸膜・心膜・大血管の近傍と重なるため、肩甲骨の動きや胸郭の形状は胸郭全体の柔軟性に影響します。
- 姿勢と呼吸の影響
- 猫背・前弯姿勢など肩甲骨の位置異常は胸郭の開口部を狭め、呼吸の拡張性に影響します。深い呼吸を妨げると、全身の循環・静脈還流にも間接的に影響を与え、心臓周囲の血液動態へ間接的なストレスを生む場合があります。適切な肩甲骨の可動性と安定性は、胸郭のスムーズな動作と呼吸効率を高めることにつながります。
- 筋機能と姿勢の連関
- 肩甲骨周囲の筋は胸郭の安定・動作連関に寄与します。特に肩甲骨の安定は頸肩部の緊張を緩和し、呼吸時の胸郭拡張を助けます。結果として、心臓周囲の圧迫感を軽減する場面や、血流動態の安定に寄与することがあると考えられます。
- 臨床的示唆
- 長時間の不良姿勢や肩甲骨周囲の筋緊張は、胸郭の柔軟性低下を招くおそれがあります。理学療法的アプローチで肩甲骨の可動性と肩帯の安定性を改善することは、呼吸機能の改善や日常動作の快適さ向上につながり、間接的に全身の健康感を高めることがあります。

結論
- 心臓は左胸に apex があり、左第5肋間あたりの左鎖骨中線付近に拍動を感じやすい位置にあります。基底部は上方に、下方は左第5~6肋間付近へ広がるのが目安です。
- 肩甲骨の内側縁には rhomboideus(小・大菱形筋)・levator scapulae が、前面の表面には serratus anterior が、外側縁には teres minor / teres major が着きます。これらの筋は姿勢安定と肩の動作連携を担います。
- 心臓と肩甲骨は直接の筋付着はありませんが、肩甲骨の動きと胸郭の柔軟性は呼吸・循環機能に間接的な影響を与えます。良い姿勢・肩甲骨の可動性を保つことは、胸郭全体の機能を支え、日常生活の快適さにもつながります。

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杉山手技療法・西宮北口のスタッフ 杉山 俊介

代表

杉山 俊介 スギヤマ シュンスケ

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