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杉山手技療法・西宮北口のブログ

腰痛の人は、外反より内反の方が硬いって話

腰痛の人は、足首の内反(内側に倒れる動き)の可動域が外反より狭くなることがあります。これは個人差がありますが、痛みや機能変化が絡むと内反の機能が制限されやすくなる要因がいくつか考えられます。以下では、内反・外反に関わる主要な筋肉・神経と、坐骨神経など下半身の神経との関係性を踏まえつつ、現れやすい機序を整理します。なお、本説明は一般的な観察に基づくものであり、診断ではありません。痛みが強い場合や長引く場合は専門家の評価をおすすめします。

- 主な動きを決める関節と筋
- 足首の回旋・内反は、主に距腿関節と踝下の距踵関節(〜足首の下部を含む)を動かす複数の筋の協調で生じます。特に内反は距骨・踵骨の関節面の動きと、内側の筋の働きが結びつきます。
- 内反に強く関与する筋
- 腓腹筋とヒラメ筋(ともに下腿後面の腱を通じて踵骨へ付着;主に plantarflexion 作用だが、膝の位置や他の筋と連動して足首の安定性に寄与します)
- 前脛骨筋( tibialis anterior):主に背屈と内反を組み合わせる動作を担います。機能低下や痛みにより内反の協調性が低下しやすくなります。
- 後方の腱群(腓腹筋以外にも flexor digitorum longus、flexor hallucis longus など):特に内反時の安定に関与します。これらの腱の痛み・腱炎があると内反の動きが制限されやすいです。
- 外反に関わる筋
- 表打ち筋群の一部(外側の腓骨筋、長腓骨筋、短腓骨筋):外反を主に生み出す筋で、過緊張または痛みが強いと内反側の協調が乱れ、内反の可動域が相対的に狭く感じられることがあります。

- 下肢の神経との関係
- 坐骨神経は大腿後面を経て下腿へ行き、腓腹筋・ヒラメ筋を含む後面の筋群を支配する深い神経支配をしています。坐骨神経の経路や分岐が影響することで、内反・外反を制御する筋の力が弱くなることがあります。
- 羊皮の分岐(脛骨神経:tibial nerve)と腓骨神経(common peroneal nerve)は、それぞれ内反・外反を担う筋に分布しています。坐骨神経由来の機能障害があると、特に tibialis posterior(内反の重要筋)や peroneus longus/brevis(外反の主力筋)の筋力低下・協調障害が生じやすくなります。
- 下肢の痛み・しびれがある場合、痛みを避けるために代償動作が起こり、内反の可動域を意図的に抑制してしまうことがあります。腰部の病変(腰痛・腰椎の神経根障害、坐骨神経痛など)が原因で腰〜臀部〜下肢にかけて筋緊張が高まり、足首の動きのパターンが変化することも珍しくありません。

- 腰痛と内反可動域狭小の背景として考えられる要因
- 腰痛が原因で歩行・立位時の体幹・骨盤の制御が不安定になり、足首周りの過度な保護姿勢が生じる。結果として内反の動作に対する筋の協調性が乱れ、可動域が狭く感じられることがあります。
- 坐骨神経系の過緊張・痛みによって、下肢の筋群の痛み誘発性筋反射が高まり、特定の関節角度での筋張力が増して内反の動きが制限されることがあります。
- 内反を司る筋( tibialis posterior など)は足のアーチを支える重要な要素でもあり、扁平足化や足底アーチの崩れが見られると、内反の可動域が過度に安定・硬化してしまい、動かしにくさを感じやすくなります。
- 長期的な痛みや機能低下は、筋膜・結合組織の緊張を高め、関節周囲の可動域全体を縮小させる“保護的硬直”を招く場合があります。
- 脚の他関節との連動性(股関節・膝関節の柔軟性・筋力バランス)も影響します。腰痛で股関節周囲の筋力低下や可動域制限があると、足首の動きが補償的に変化し、内反が狭く感じられることがあります。

- 実践的な見方とケアのヒント
- 筋力と柔軟性のバランスを整えるエクササイズが有効です。特に tibialis posterior・tibialis anterior・腓腹筋群・腓骨筋の強化と、アーチを支える足底筋群の機能向上を目指します。痛みのある筋には過度な刺激を避け、痛みが少なく安全に行える範囲で段階的に負荷を増やします。
- 足首の可動域を評価する際には、内反・外反の両方を丁寧にチェックし、痛みの有無・出現角度・安定性を記録します。痛みが強い場合は無理な動きを避け、理学療法士などの専門家の指導を受けてください。
- 足のアーチを安定させる足底板(インソール)やアーチサポートを用いると、内反の過度な偏りを緩和し、全体的な足関節の機能を整える助けになります。腰痛の治療と併せて検討すると効果が出やすいことがあります。
- 腰部の評価も並行して行い、腰痛由来の神経機能や姿勢の問題が足首の動きにどう影響しているかを総合的にとらえると、より的確なアプローチが可能です。

結論として、腰痛がある人で内反の可動域が狭くなる背景には、内反を担う筋と外反を担う筋のバランスの変化、坐骨神経系の影響、そして足底アーチの安定性や体幹・下肢の協調性の変化が複合的に絡むことが多いです。痛みがある場合は無理をせず、専門家の評価・指導のもとで機能改善を目指すと良いでしょう。


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腰痛の人は、足首の内反(内側に倒れる動き)の可動域が外反より狭くなることがあります。これは個人差がありますが、痛みや機能変化が絡むと内反の機能が制限されやすくなる要因がいくつか考えられます。以下では、
杉山手技療法・西宮北口のスタッフ 杉山 俊介

代表

杉山 俊介 スギヤマ シュンスケ

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