アキレス腱断裂って、骨折より時間がかかることも多くて、「いつ治るの?」「この痛みずっと続くの?」って不安になりますよね。
ここでは、西洋医学+東洋医学の両方の観点から、
- どう治っていくのか
- 痛みはいつまで続くのか
- 回復を早めるためにできること
を、インスタ向けにギュッとまとめます。
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### ① アキレス腱断裂ってどんなケガ?
- ふくらはぎの筋肉と、かかと(踵骨)をつなぐ「アキレス腱」が完全or部分的に切れた状態
- 多くは「バチッ」「後ろから蹴られた感じ」で発症
- 手術 or 保存療法(ギプスや装具で固定)で治療
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### ② 一般的な治り方の流れ(目安)
※年齢や筋力、治療法でかなり個人差あり
- 0〜2週:ギプス・装具でがっちり固定。ズキズキ痛い時期
- 2〜6週:まだ荷重は制限。腱がくっつき始める
- 6〜12週:少しずつ体重をかける、歩行訓練スタート
- 3〜6か月:日常生活はかなり戻るが、ダッシュ・ジャンプはまだ怖い人が多い
- 6〜12か月:スポーツ復帰を目指す時期。完全復帰には半年〜1年かかることも普通
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### ③ 痛みはいつまで続く?
目安としては…
- 急性期(〜2週):じっとしてても痛い、ズキッと鋭い痛み
- 2〜6週:動かしたとき・足を下げたときにうずく痛み
- 2〜3か月:歩きすぎると張る・突っ張る・重だるい感じ
- 3〜6か月:強い痛みというより「こわばり」「違和感」「朝イチの痛み」が残りがち
- 6か月以降:完全に「痛みゼロ」の人もいれば、天気や疲労で少し違和感が出る人も
なので、「3か月たったのにまだ突っ張る」「半年たっても怖い」は、わりと“あるある”です。
ただし、
- じっとしていても強く痛む
- 夜眠れないほど痛い
- 赤く腫れて熱をもつ
こういう場合は炎症・感染・再断裂などの可能性もあるので、すぐ主治医に相談を。
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### ④ 西洋医学的に大事なポイント
1. **適切な固定とリハビリの順番を守る**
- 焦って早く動かしすぎる → 再断裂リスク
- 逆に、怖くて全然動かさない → 硬くなり過ぎて回復が遅れる
2. **ふくらはぎ・足首・股関節のリハビリ**
- 足首だけでなく、太もも・お尻も弱る
- 片脚立ち・つま先立ち・スクワットなど、段階的な筋トレが重要
3. **再断裂予防**
- ダッシュ・ジャンプ・急な方向転換は医師OKが出るまでNG
- 少なくとも術後3〜6か月は「無理なスポーツは禁止」のつもりで
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### ⑤ 東洋医学(鍼灸・漢方など)の視点
東洋医学では、
- 「血(けつ)の巡りが悪い」
- 「冷えで回復力が落ちている」
- 「筋(すじ)を養う“肝”が弱っている」
といった考え方でアプローチします。
期待できることとしては:
- 鍼灸:
- 周囲の筋肉の緊張をゆるめ、血流をアップ
- 痛み・こわばりの軽減
- 漢方:
- 血流や代謝を助け、回復をサポート
- 冷え・むくみ・疲労感の改善
西洋医学の治療(手術・リハビリ)+ 東洋医学(鍼灸・漢方)を「併用」すると、
痛みやこわばりが楽になりやすい人もいます。
ただし、必ず医師か信頼できる鍼灸師に相談してから導入を。
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### ⑥ 回復を早めるセルフケア
- タバコはできるだけ控える(血流が悪くなり回復が遅れる)
- タンパク質(肉・魚・卵・豆)をしっかり取る
- 足首〜ふくらはぎの軽いストレッチを、医師の許可が出た範囲でコツコツ
- 長時間同じ姿勢を避ける(血行不良=治りが遅い原因に)
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### ⑦ まとめ
- アキレス腱断裂は「時間がかかるケガ」だけど、半年〜1年かけてじわじわ良くなる
- 痛みは、鋭い痛み → 張り・こわばり → 違和感、という順で変化していく
- 西洋医学のリハビリが“土台”、そこに東洋医学を+αで使うイメージ
- 不安な時は「この痛みは普通の経過なのか?」「炎症や再断裂のサインなのか?」を、必ず主治医に確認することが大切
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