健やかな肌はふっくらと“きめ”が整った状態。
一方で、ビニール肌は、何らかの原因できめが失われ、角層が薄くなり、フラットでツルツルになってしまった状態です。
ツルツルだといいんじゃない? と思うかもしれませんが……
きめは肌の伸縮をスムーズにする働きもあるため、きめが失われると肌がつっぱってしまいます。
□ 肌がつっぱりやすい
□ いつも使っているスキンケアに刺激を感じる
□ 肌がムズムズする
□ 肌に赤味がある
などに当てはまることがあれば、“ビニール肌”かもしれません。
角層は皮膚内部の水分を守り、外部からの刺激の侵入を防ぐ“バリア機能”の要。
その角層が薄くなってしまうということはバリア機能が低下した“弱バリア状態”となります。
そのためアレルギー物質が入りやすく肌荒れしやすくなってしまいます。
ビニール肌の原因は“肌への刺激”です。
□ クレンジング・洗顔でゴシゴシとこすって洗う
□ 洗顔ブラシなどを使用した念入り過ぎる洗顔を頻繁に行う
□ ピーリングやスクラブなどを用いた過剰な角質ケア
□ 化粧品を塗布する際にゴシゴシと摩擦を与える
□ 過度なパッティング
などがビニール肌の原因として考えられます。
ビニール肌かも?と思ったら、まず角質を健やかな状態に整えるために、大切なのは“保湿ケア”です。
やり過ぎているかもしれないお肌のケアを見直して、弱ったバリア機能を立て直しましょう。