市販の洗顔料は8割以上が「石けん」という界面活性剤を主成分としたものとなっています。
石けんは「肌に優しい」と思われがちですが、実は洗浄力がかなり高いです。
特に敏感肌やアトピーに悩んでいる人にとって「石けんによる洗浄」は刺激になり皮膚にとってはとても負担になっています。
界面活性剤は肌に悪いよね?
すぐに洗顔はやめたほうがいい!?
と思ってすぐ洗顔を全くやめてしまう必要もないです。
優しく汚れをある程度落とすことも必要だと思うからです。
もし、しっかり洗ったほうが良いとゴシゴシ時間をかけて洗っていたのであれば、それを見直すなど、少しずつ肌への負担が軽くなるようしていけばいいかと思います!
そして、洗顔料に使用される界面活性剤はたしかに肌への刺激は強いですが、界面活性剤にもたくさんの種類があり、身近にも界面活性剤が入っているものはたくさんあります。
メイク落としのクレンジングにも、界面活性剤が使われています。
特にオイルクレンジングには多く配合されています。
他には一般的に、多くの乳液やクリームにも界面活性剤が使われています。
界面活性剤を加えることにより、均一に乳化・分散した状態を保つことができるようにしています。
乳液などに入ってる界面活性剤は大丈夫なのかと思いますが
乳液に使用しているものは肌への悪影響はない、という意見の方もいれば、
界面活性剤入りのものは避ける人もいますし、商品によっても違うでしょうし良いのか悪いのか一概には言えないです。
食品の中にも、水と油を一様に混ぜ合わせる乳化剤として、界面活性剤が使われています。
乳化した食品には、マーガリン、マヨネーズ、アイスクリームなどたくさんあります。
あと、ファーストフードや飲食店でコーヒーを注文したときについてくるミルクっぽいフタをはがすタイプの小さい容器に入った白いものの正体を知ってますか?
あれはミルクが原料ではなく、
植物油と水を、界面活性剤で混ぜたものです。
乳製品なんかでは全くなくて、単に油が入ってるからコーヒーがマイルドになるんですね~。