皆様こんにちは、太子道鍼療院の樽井です。
今回はお客様からよくご質問いただく
「肩こりって何?」
にお答えしたいと思います。
結論から言うと
「持続的な緊張」だと私は思っています。
「硬くなった筋肉」、「骨格がゆがんでいて姿勢が悪い」
と言われた方が皆さんしっくりきますよね?
ほとんどの、整体、リラクゼーションではそう言われることが多いと思います。
しかし、これは原因の一つであって「コリ」、もしくは「痛み」そのものではありません。
もしコリが「硬くなった筋肉」、「悪い姿勢」のようなカタチがあるものなら
医学的な定義がされるはずですし、
「病院で見つからない」、「ほぐしてすぐに取れない」ことはないでしょう。
では、ここから
私がコリを「持続的な体の緊張」と考える理由です。
コリと硬さには一定の関係性はあると思いますが、
硬くても凝っていると感じない人、硬くないのに凝っていると感じる人がもちろんいます。
皆さんも肩こりを感じていない時に、美容院などで「すごいこってますね!」と言われた経験があるのではないでしょうか?
では、肩こりなどを感じている時の生活習慣を想像してください。
・仕事が忙しくてずっとPCに向かっていた。
・人間関係のストレスでずっとモヤモヤしていた。
・睡眠不足が続いていた。
・座り仕事で足がむくむ、運動不足を感じていた。
など
これらは肩に力がはいったまま、頭に血が上りがちな状態です。
そもそも肩の筋肉は「使ってこった」わけではないので
気づかないうちに、というのがポイントになります。
自分の体の感覚に気づけない時に、
体が緊張している状態が肩こりの原因かつ
力が抜けない、血行が悪いのがこりという感覚そのものだと思います。
筋トレをしていると血行が促進され、肩こりになりません。
時間がない方はストレッチで緊張のリセットをしてみてください。
しかし、肩こりを感じているレベルの緊張は、自分の体であってもコントロールが難しいと思います。
そんな時に専門家に頼っていただければと思います。
施術についてポイントは緊張をとることなので、「ほぐす」ではなく、
「血行をよくする」「癒される」が最も効果的だと思います。
当院では、鍼をして10分から15分ほどそのままにします。これによって、体の反応で筋肉が緩む、血行が良くなるのを待ちます。
この時、何とも言えない、ぼーっとリラックス状態になれるのが、「癒される」鍼の効果です。
実際に鍼の施術が脳血流に及ぼす影響も研究が行われています。
コリの場所、全身の緊張、血行を調整するツボに鍼を行うため
当院の施術では、背中、お腹、手足、頭と全身のツボに施術を行います。
そのため、肩こり以外にも、気になるお悩みについてご相談いただければ
時間内で追加料金なしで対応もさせていただきます。
肩こりとセットで特に多いご相談としては、目の疲れ、睡眠不足、疲労感などがあります。
これからの季節は冷え性をお持ちの方にぜひお灸もオススメです。
目の疲れ、睡眠不足、冷え性などは肩こりと切っても切れないことだと思います。
皆様の健康で、快適な日々のために、鍼灸でしかできない、総合的なケアをさせていただくのが当院のテーマです。
もしどうしてもご自身で何とかしたいという場合は
筋トレも良いので、楽しく続けられる運動やジムもオススメです。
しかし睡眠不足や疲労感の強い人には、横になって施術を受けるほうが良いと思います。
肩こりを感じているレベルの緊張というのは
自分の体であってもコントロールがなかなか難しいので、
お悩みの方はぜひ施術を受けにいらしてください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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