肩こりや猫背など姿勢の不良からくる症状もあります。スマホの1日あたりの平均利用時間は3.0時間という調査結果が出ています。学生さんや仕事をする人はもっと多いかもしれません。生活の一部として、なくてはならない存在となったスマートフォンですが、健康や美容への弊害になっていることも事実です。
姿勢
スマホをいじるときは、極端に下向きな姿勢になることが多く、肩こり、あごや首のたるみ、ストレートネックの原因になってしまいます。
また、頭を下げて背中を丸めた姿勢で長時間いると、心筋の動きが限られ十分な呼吸ができなくなってしまいます。カイロプロクター連合協会は「心臓病や呼吸疾患を引き起こす可能性がある」との見解を発表しています。
筋肉
表情筋がほとんど動かず、またばきの回数も半分以下になります。この結果、無意識に眉間に皺がよったり、表情を変えることが少なくなってきますから、筋力も衰えてきます。
顔のエイジング(若返り)には、顔の筋肉を運動させると良いといわれています。逆に、スマートフォンによって表情筋が動かない時間が増えると、老化が促進されてしまいます。
睡眠
寝る前にスマートフォンを見ていると、メラトニンの分泌が抑制されるため、寝つけなくなり夜型生活になりやすいといいます。悪化すると、不眠症にも陥りかねません。
夜型や不眠症になると、太りやすくなったり、ストレス増加や不安定精神状態からうつ病になるケースもあるそうです。
体調不良や、ダイエットがうまくいかない人は、スマートフォンとの向き合い方を少し見直してみるのも一つの手かもしれません。