整体やギックリ腰などの急性期の腰痛、寝違えなどの首が痛い方のほとんどが腰にも痛みを抱えている方が多いように感じます。腰痛の原因である大腰筋が硬くなっていれば、姿勢が悪くなります。大腰筋は腰椎に付着していますから、この機能が制限されると背骨をとおして頚椎の可動域にも悪影響を及ばします。猫背になったりして姿勢が悪くなったり、動く範囲が狭くなれば首にも負担がかかります。つまり、首周りの筋肉郡が硬く縮こまることが首痛の直接の原因になりますが、この部位だけを緩めてもすぐにまた緊張してかたくなります。そこで、まず腰部の筋肉を緩めていきます。腰部の筋肉が緩んだら首の筋肉郡を順次緩めていきます。首を上に向いた時の痛みは前側の胸鎖乳突筋と斜角筋が硬くなって伸びにくくなってます。胸鎖乳突筋は耳の下の乳様突起から鎖骨の内側につながっている筋肉です。この筋肉の下にはリンパ節が多く存在します。感染症などでこのリンパ節が腫れると筋肉へ圧迫や刺激が加わり過緊張を起こしやすくなします。斜角筋は助骨に付着しているため、呼吸の補助筋として働きます。下を向いた時の痛みは後側の上部僧帽筋が硬くなって伸びにくくなっています。上部僧帽筋は肩甲骨上の筋群のなかで、最も表層に位置しています。僧帽筋は、肩甲骨を助骨に固定し、重たい物を持ったりすることができるようにする反面、硬くなると肩甲骨の動きが悪くなります。上部僧帽筋は首の後ろから肩の上部にあり、主な動きは肩甲骨の拳上や内転です。そのため、筋肉が硬くなると頭頸部の関節可動域が制限されてしまいます。首と肩は関係性が強いので、肩こりの改善と同じく背中も緩めておく必要があります。広背筋は背中の中で最も面積の大きい筋肉です。海老名整体院とれいん整骨院では痛みのでている部位だけでなく、関連する部位も施術を行い、症状の改善を目指します。お身体のことでお困りの際は海老名整体とれいん整骨院にお気軽にご相談ください。