人間の機能は脳が支配しています。産まれたばかりの赤ちゃんは綺麗な頭蓋骨をしていますが、年齢を重ねるごとに日常生活のストレスなどが原因で、頭蓋骨も変形して脳からの信号がうまくいかなくなってきます。そうなると内蔵関係が弱ってくるだけでなく頭痛、めまい、ふらつきなどの症状もでてきます。オステオパシーは歪んだ頭蓋をソフトな施術で調整していく整体です。
オステオパシーの四つの指針
1. 身体は一つのユニットである。(全体性・ホリスティックな生命観)
身体のあらゆる部位・各器官は緊密に繋がり合い、お互いに影響しあっています。例えば後頭骨は仙骨と連動し、仙骨は骨盤内臓器や骨盤・下肢とも緊密に繋がり影響しあっていますので、下肢や骨盤内臓器に起きた問題は後頭骨まで影響が及ぶといえます。ですから、例えば頭痛を持っている人の原因が骨盤内臓器や骨盤の問題から来ることがあるのではないかと考えることができます。そのような観点から、施術をどのように行うか考え、施術を行います。
2. 身体は自己調整・自己治癒・健康維持能力をもつ
オステオパシーはまず「人体は自らを調整し自己治癒させ維持する作用がある事」を尊重します。尊重すべきは内在する自己調整・自己治癒を尊重し、身体が本来持っている「内なる医師」に寄り添うファシリテーターの立場を重視します。
3. 構造と機能の相互関係
オステオパシーでは、体の構造は機能を決定し、機能は構造を維持する相互的な関係にある事に注目します。 身体構造の歪みはその機能「動き・生理」を乱し、また逆に機能の乱れは形態を変化させる作用があります。人間の体のホメオスターシスは構造と機能の相互バランスで成り立っています。オステオパシーは構造と機能の関係について深く考察し、施術に応用するという特徴があります。
4. 動脈血は非常に重要である。
スティル医師は動脈血が体を維持し、疾病を治癒させていて、最も重要である事を説きました。 「内在する医師」である血液をオステオパシーの手技によって身体の隅々まで行き渡らせることによって、身体が自らを治す手伝いをする。これが最も重要な事だと言っていました。
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