前回の記事で、
次回は「感情システム」について書くと
言いましたので、今回はそれについてです!
なかなか話がややこしいので、
どれだけ需要があるかは怪しいのですが(笑)
なるべくシンプルにまとめますね!
ダービー大学のポール・ギルバート氏に
よれば、体に必要な3つの感情システムには
以下があります。
①興奮:
「喜び」、「快楽」などの"ポジティブ"感情。
②満足:
「安らぎ」、「親切心」などの"ポジティブ"感情
③脅威:
「不安」、「警戒」などの"ネガティブ"感情
これらは全て体にとって必要な要素で、
バランスが大切です。
「興奮」だけでは、廃人に向かってしまい、
「満足」だけでは、成長は止まり、
「脅威」だけでは、ストレスで体が壊れます。
「ポジティブ思考が良い」とか
「前向きに生きよう」とか、
よく言われて、それは大事なことです。
しかし、ポジティブ感情のみでは、
それはそれで体にとっては良くないんですね。
じゃあどのくらいネガティブが混じっていれば
いいのか?
バーバラ・フレドリクソン博士の研究によると、
ポジティブ:ネガティブは3:1の割合が理想だと
いわれています。
つまりポジティブ75%、ネガティブ25%で
日々生きるのが良いということですね。
なぜネガティブが必要かといえば、
危険を避けるために必要な感情だからです。
「やばい」、「怖い」。
これらの感情がなければ、
例えば目の前にライオンが現れたとしても
「逃げなきゃ」という思考にならず、
「死」の可能性が高まりますよね。
人間は本能的に「生存可能性」を高める
機能が備わっています。
「痛み」もその1つですよね。
・・・と、まあ流れでネガティブ感情の必要さ
を書きはしましたが、この現代社会において
「③脅威」のネガティブ感情はほぼ全ての人が
十分すぎるほど持っています^^;
仕事のストレスやお金の問題などですね^^;
コロナ禍ではことさら脅威だらけです。
また、「①興奮」、これも現代では多いです。
アルコール、カラオケ、映画、買い物、
パチンコ、お菓子などなど。。
さらにスマホやPCでいくらでも
娯楽コンテンツにアクセスできてしまいます。
圧倒的に足りていないのは、
「②満足」の安らぎや親切心といった
ポジティブ感情です。
この感情があることで、
「オキシトシン」という重要なホルモンが
分泌され、自律神経が整い免疫機能が高まります。
つまりこれは体が「回復」に向かうための
感情システムですね。
このオキシトシンは心地良い五感の刺激で
分泌されます。
そのため「自然とのふれ合い」は
もってこいというわけですね!
「幸せホルモン」ともいわれる、
オキシトシン。
実は「人との交流」でも分泌されます。
交流がある人と、交流がない人では
寿命にも変化があるというショッキングな
研究データもあります。
でもこれは、人間の本質を表しているというか、
かなり大事な概念かと思います!
なので次回はこの辺りを(需要はないかもですが笑)、
書こうかと思います!
それでは今回はこの辺で。
良い夜をお過ごしくださいね。
名古屋市熱田区六番町
まちの整体院ラプレ 浅井達哉
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