「唐辛子」と「ショウガ」答えは…(2023年01月23日 10時00分) 鍼灸サロン B-ROYAL

昔から冷えに効果があると考えられてきた「唐辛子」
実は唐辛子は冷え性に逆効果と言われています。

唐辛子を食べたときに体が温まって汗をかくのは
唐辛子に含まれているカプサイシンというもの。

カプサイシンが身体を温める効果は一時的なものであるため
唐辛子を食べてから10分ほど経つと体温は下がり始めます。

しかもカプサイシンは脳を刺激することによって無理やりかいている汗なのです。
「体温が下がっているのに汗をかき続ける」という状態になるため
結果、唐辛子を食べる前より身体が冷えてしまいます。


冷え性には「ショウガ」がオススメ!
ショウガは胃腸を刺激して血流を促進し身体を温めてくれる効果があるので
積極的に摂取するといいでしょう。

ショウガにはショウガオールという成分が含まれます。
このショウガオールという成分が冷え性に効果的なのです。

これは過熱することで発生する成分なので、生で食べても効果はあまり期待できません。

ショウガオールを発生させるには、80～100℃の温度で30分以上過熱することが必要です。
加熱時間が長いほどショウガオールの量は増加します。

過熱したショウガを積極的に食べて温活をしていきましょう(^^)