こんにちは
今回は眼精疲労のお話
鍼施術のベネフィットのメカニズムとしては
◯局所血流の改善
目の周囲や首肩の筋肉の緊張を緩和し、血流を改善します。
◯自律神経の調整
鍼刺激が副交感神経優位の状態を促し、目の周辺の緊張を和らげ、
リラックス効果をもたらします。
◯眼筋の緊張緩和
長時間のデスクワーク作業で凝り固まった眼筋に対して、鍼刺激が筋肉のこわばりを和らげます。
注意点
★緑内障や白内障といった眼疾患の除外診断も必要となるため、鍼灸施術者はクライアント様に問診の際、医療機関受診の確認と推奨を行うことが望ましい。
臨床研究
・2016年中国RCT
眼精疲労患者に対し、目周囲の壺への鍼刺激を行った群と、プラセボ偽鍼群とで比較したところ、実際の鍼治療群では視覚疲労スコアや目の不快感が有意に改善された。
・2020年韓国のレヴュー論文
鍼灸がVDT症候群による眼精疲労の改善に有効であることが示唆され、とくに経穴の
賛竹・太陽・風池などの使用頻度が高いことが報告されている。
以上
簡単ではありますが、
今後も鍼灸の発展に貢献しつつ、
クライアント様の生活に少しでも役に立てるよう、
毎日を積み重ねていきたいと思います。